天然水にはさまざまな産地を原水とするものがありますが、アルカリ天然水というものはご存じでしょうか。
現代人の疲れた体を癒す効果があるミネラルウォーターとして、人気が上がってきています。
アルカリ天然水にはどのような効果や効能があるのか、またどのような点に注目して選べば良いのか、詳しく解説していきます。
アルカリ性の天然水とは?
一般的な水道水は、中性に保たれています。
東京都の水道水のpH指数は約7.5前後で調節されていますので、ほどんど中性の水ということです。
アルカリ天然水とは、pH値が7.5以上のアルカリ性に傾いた天然水のことを指します。
人工的に調節が加えられたアルカリ飲用水の場合は、9~10程度のアルカリ性のものもあります。
通常の水よりもアルカリ性に傾いているアルカリ天然水ですが、なぜ今その効果や効能が注目されているのでしょうか。
アルカリ性の天然水のメリット
現代人はストレスや暴飲暴食などの影響から、体内のpHが酸性に傾きがちです。
アルカリ天然水を飲むことによって体内のpHを調節する働きがあります。
その効果により、主に3つのメリットが期待されています。

これら3つの効果は特に女性から人気があり、支持されています。
どうしてこのような効果が期待できるのでしょうか。
詳しくみていきます。
腸内環境を整える
アルカリ天然水の効果として、胃酸を弱める働きがあります。
pH1~2という強酸性である胃酸は、胃粘膜が弱っている場合には胸やけなどの原因になります。
そんなときに弱アルカリ性の天然水を摂取することによって、胃の働きを弱める効果が期待できます。
消臭効果がある
口臭の原因となる口腔内が酸性に傾いている時には、アルカリ天然水は口腔内のpHバランスを整え、消臭効果が期待できます。
アルカリ天然水は、口腔内の酸性を中和し、pHバランスを整える効果があるため、口臭の改善が期待できます。
美肌効果に貢献する
アルカリ天然水はアルカリ性だという特徴だけではありません。
天然水が持つ天然のミネラル成分が配合されています。
マグネシウムやカリウムといった普段不足になりがちな成分から、シリカや有機ゲルマニウムといった今大注目の成分も含まれています。
アルカリ性の天然水のデメリット
さまざまな成分が期待できるアルカリ天然水ですが、慎重に飲む必要がある一面もあります。
下記の3つの点を確認していきましょう。
- 消化不良を引き起こす原因にも
- 大量摂取による水中毒の原因にも
- 下痢を引き起こす場合も
消化不良を引き起こす原因にも
先述した通り、アルカリ天然水には胃酸の働きを弱め、胃を休める効果があるため、消化不良の改善にも役立ちます。
しかしこれは胃酸そのものの働きを奪ってしまうことがあるため、食べたものが上手く消化されず消化不良に陥る可能性があります。
特に引き起こしやすいのはpH9~10程度のアルカリ飲用水をたくさん飲んだ場合です。
アルカリ性が強めの水は、食事中に飲む時には注意しましょう。
大量摂取による水中毒の原因にも
水中毒とは大量に水を摂取することにより、血中の成分が希釈され低ナトリウム血症を引き起こした状態を指します。
最近はさまざまな種類のミネラルウォーターが販売されており、さまざまな効能を謳っています。
そのため水を過剰に摂取してしまう人も多く、水中毒が発生する原因となります。
しかし水中毒は1日10L以上の水分を摂取するような飲み方をした際に起こります。
これはアルカリ天然水に限った話ではないので、適度な摂取量を守って飲用しましょう。
下痢を引き起こす場合も
アルカリ天然水を飲んだ場合、下痢を引き起こす可能性もあります。
お腹の調子を整える効果があるとご紹介したアルカリ飲用水ですが、アルカリ性が高すぎたり、大量摂取するとお腹を壊す原因となります。
オーケンウォーターおすすめのアルカリ性の天然水
アルカリ飲用水は、健康を意識する上で日常に取り入れたい水であることが分かりました。
しかし、pH値が高すぎて胃腸に負担がかかり、体調を崩してしまうかもと心配する方もいるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが「大分日田天領」の天然水です。
天然水とは?
天然水とは山や川の奥深くに流れる地下水を原水とした、自然の恵み溢れる水のことを指します。
天然水はその中でも沈殿・ろ過・加熱殺菌のみの処理を行った、自然に近いままの水を指します。
人工的な処理がほとんどされていないため、味が良く飲みやすいことが特徴です。
アルカリ天然水の産地「大分日田天領」

日本は雄大な山々があるため、日本各地に天然水の産地があります。
大分県の「大分日田天領」の銘水は、弱アルカリ性の性質を持つ今人気の国産天然水です。
「大分日田天領」の天然水は、弱アルカリ性で、国土交通省の「水の郷百選」に認定されているブランド天然水です。
この「大分日田天領」に含まれるミネラル成分には、カリウムやマグネシウム、カルシウムなど、日常的に不足しがちな栄養素が含まれています。
現代人が日々抱えるストレスや、脂っこい食事などで腸内環境が崩れがちな方には、強い味方となってくれるでしょう。
アルカリイオン水との違い
「アルカリイオン水」という種類の水もあります。
自然から採取できる大分日田天領のアルカリ天然水とはどのように異なるのでしょうか。
アルカリイオン水は人の手で作られた飲用水
アルカリイオン水は水道水などの水を、アルカリイオン整水器を使って9~10pH程度のアルカリ性に調節された水を指します。
そのため別名「飲用アルカリ性電解水」とも呼ばれます。
アルカリ性がより強いため、アルカリ性が高い水を飲んでみたいという方にはおすすめです。
しかし摂取量を過剰にしすぎると体調を崩すリスクもあるため、注意が必要です。
1日あたり500ml~1,000mlを目安に摂取しましょう。
アルカリ天然水との違いは?
アルカリ天然水とアルカリイオン水の違いは、原水とする水が異なることです。
アルカリイオン水は水道水を原水として加工・処理が行われた飲用水です。
一方アルカリ天然水は、地下水を原水とした自然の風合いを残したまま殺菌処理が行われた飲用水です。
アルカリ性の天然水とイオン水どちらを選ぶべき?
アルカリ天然水とイオン水ではどちらのものを選んだ方が良いのでしょうか。
どちらもメリット・デメリットがありますが、水をより自然に楽しみたいという方はアルカリ天然水を選ぶことをおすすめします。
アルカリ天然水が良い理由① 自然由来だから
アルカリ天然水を選んだ方が良い理由の1つとして、自然由来のものだからという点が挙げられます。
アルカリ天然水はアルカリ性のpH値を持ちますが、自然の中で作られた天然の飲用水です。
アルカリ天然水をなるべく加工せずに取り入れたいと思っている方も安心して飲用できるでしょう。
アルカリ天然水が良い理由② 天然水特有のうまみを持つ
天然水由来の飲用水は、日本人が慣れ親しんだ軟水で構成されています。
そのため柔らかい口当たりで、アルカリ飲用水といっても常飲しやすい味が魅力です。
天然水のうまみ成分である有機ゲルマニウムやマグネシウム、カリウム、カルシウムといったミネラル成分も配合されています。
アルカリ天然水が良い理由③ 弱アルカリ性
アルカリ飲用水を試したい方にとって、いきなり強いアルカリイオン水を試すことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
オーケンウォーターの大分日田天領の天然水は、お腹の調子が心配な方でも安心のpH7.7の弱アルカリ性です。
一般的な水道水はpH7.0~7.5程度のものが多いため、毎日常飲しても安心のpH値です。
大分日田天領 アルカリ性天然水の主要ミネラル成分とその働き
アルカリ天然水は、アルカリ飲用水を試すのが初めてという方にも、導入しやすい天然水です。
大分日田天領の天然水はアルカリ性という以外にも、体にとって魅力的なミネラルも含まれています。
「有機ゲルマニウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カルシウム」「カリウム」といった成分です。

特に「有機ゲルマニウム」は天然水の中でも珍しい成分となっているので要チェックです。
有機ゲルマニウム
有機ゲルマニウムは数年に1度のサイクルで全く新しい骨が作り出される骨代謝に関わるミネラル成分の1つです。
乱れた骨代謝ホルモンを活性化させ、調節する役割があります。
食べ物では、にしん・ししゃも・ひじきなどに多く含まれています。
大分日田天領の天然水は「弱アルカリ性」「有機ゲルマニウム」といった珍しい成分が配合されているので、毎日の飲用水選びの際にも要チェックです。
天然水には体に必要なミネラル成分が配合されている
天然水は大地のミネラルを含んだ水であり、体に必要なミネラル成分が含まれています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
アルカリ性天然水の効果的な摂取方法と注意点
アルカリ天然水は、適度なpH値とミネラル成分が配合されていて豊かな天然水です。
美味しくて健康にも良いとされている、大分日田天領の天然水を効率よく楽しむためのコツと注意点を紹介します。
大分日田天領の天然水は優しい成分だからはじめやすい
pH指数7.7の「弱アルカリ性」
大分日田天領の天然水は、 pH値7.7の弱アルカリ性の天然水です。pH7が中性になるため、中性よりも少しアルカリ性に傾いています。
アルカリイオン水の場合はpH9~10程度で設定されていることが多いため、大分日田天領の天然水はアルカリ性の飲用水を初めて試す方にも導入しやすいと言えます。
優しくミネラルをサポート
天然水を飲むことで過剰摂取の状態になってしまうのではないかと不安になる方もいるかと思います。
しかし天然水に含まれるミネラル成分は1日の推奨摂取量の数%程度であるため、過剰摂取の心配はありません。
むしろ、1日に必要なミネラル成分を優しくサポートしてくれます。
アルカリ天然水を摂取する上で注意したいこと
アルカリ天然水は自然に近い形態の飲用水ですが、下記の項目に該当する方は注意が必要です。
胃腸が弱っている人は注意が必要
アルカリ天然水は整腸作用があるため、お腹の調子が極端に悪い方などの場合は飲用を控えましょう。
腸内環境は非常に繊細なので、腹痛などが生じている場合は体の免疫機能が落ちています。
その際には、ゆっくり胃や腸を休めて回復させましょう。
薬を飲む際には水道水を
薬を毎日飲んでいる方も多いと思いますが、薬品を摂取する際にはアルカリ天然水は控えましょう。
特に「抗生物質」「強心薬(昇圧剤)」「ビタミンDを含む薬」などは影響が出やすいと言われています。
赤ちゃんのミルクづくりも控えよう
小さな赤ちゃんのミルク作りにもアルカリ天然水は不向きです。
赤ちゃんは体が小さく、さまざまな影響を受けやすいため、消化不良などの健康被害を引き起こす可能性があります。
赤ちゃんのミルク作りの際には、「純水」と呼ばれるお水がおすすめです。
オーケンウォーターでは赤ちゃんのミルク作りにも使うことができる「RO膜浸透水」を利用できるプランもございます。
天然水と併せてお得に利用できるので、詳しくはこちらからご確認下さい。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
アルカリ飲用水には人工的に抽出した「アルカリイオン水」と自然から採水される「アルカリ天然水」があるということが分かりました。
アルカリ飲用水には胃腸の状態を整える作用や、消臭、美肌効果が期待できます。
しかしアルカリイオン水の中にはpH9〜10のpH値を含むものもあるので、飲用の際には注意が必要です。
オーケンウォーターでは弱アルカリ性で優しい飲み心地の大分日田天領の天然水を試すことができます。
全国各地に配送可能なので、大分日田天領のアルカリ天然水をご希望の方は、オーケンウォーターまでお気軽にお申し付けください。