天然水には種類がある?天然水とミネラルウォーターの違いも知りたい | 《公式》オーケンウォーター

天然水には種類がある?天然水とミネラルウォーターの違いも知りたい

  • 2023年4月26日
    • お役立ちコラム
天然水には種類がある?天然水とミネラルウォーターの違いも知りたい
天然水の種類について

本文の内容をまとめた動画です。ぜひご覧ください。

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自宅で天然水を飲みたい!とお悩みの方、どの天然水を選べば良いかお悩みではありませんか?

実は天然水にも種類があり、水源によって成分が異なるだけでなく、お水の硬度も様々です。

せっかくウォーターサーバーを選ぶならば自分のライフスタイルに合った天然水を選びたいですね。

こちらでは天然水の種類や成分についてまとめているので、ウォーターサーバーを選ぶ際に是非ご参考下さい。

天然水とは?

今ではコンビニやスーパーなどで天然水を購入することができます。

私たちが普段気軽に飲んでいる天然水ですが、そもそも天然水とは一体どういった水のことを指すのでしょうか?

様々な水飲料が販売されていますが、実は天然水には下記のような特徴があり、ガイドラインを満たした品質のものが販売されています。

  • 特定水源の地下水を原水とする
  • 沈殿・ろ過・加熱殺菌を施し、化学的処理を行わない水

上記の特徴を持つものが「天然水」として販売されているわけですが、天然水の大きな特徴は化学的処理が行われず、自然な地下水としてのお水の味を楽しむことができるところです。

一方で天然水以外の水飲料にはどのような特徴があるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

水の種類

水の種類

コンビニやスーパーで販売されている水飲料には、大きく分けて4つの種類の水があります。

「天然水」や「ミネラルウォーター」などが有名ですが、原料としている水の種類や加工方法によって分類されます。

市販されている水飲料では農林水産省の品質ガイドラインで種類が分類されていますので詳しくみていきましょう。

品名 原水 処理方法
ナチュラルウォーター 特定の水源から採水された地下水のみ 沈殿、ろ過、加熱殺菌
ナチュラルミネラルウォーター 特定の水源から採水された地下水(鉱泉水、鉱水など)・ミネラル成分が溶け込んでいる 沈殿、ろ過、加熱殺菌
ミネラルウォーター 何種類かのナチュラルミネラウォーターを混合したもの・ナチュラルミネラルウォーターのミネラル分を人工的に調整したもの 沈殿、ろ過、加熱殺菌、原水のブレンド、ミネラル成分の調整、オゾン殺菌、紫外線殺菌、ばっ気(水に空気を送り込んで溶け込ませること)など
ボトルドウォーター又は飲用水 飲用できる水(水道水、蒸留水、河川の表流水などで飲用に適しているもの) 特に規定されていない

農林水産省「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」より
http://www.j-sda.or.jp/manufacturing/regulations_and_guidelines02_mineralwater.php

ナチュラルウォーター

天然水であるナチュラルミネラルウォーターとほぼ同義ですが、含まれているミネラルの量が少ない水になります。

沈殿、ろ過、加熱殺菌を行っており、天然水と同様自然に近い味わいを楽しむことができます。

ナチュラルミネラルウォーター=天然水

天然水といわれるものは「ナチュラルミネラルウォーター」の分類になります。

天然水の場合は特定の水源から採水された地下水を利用しており、鉱泉水や鉱水を主原料としたミネラルを含む飲料になります。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは天然水をいくつか混合したものを指します。

また処理方法の際に沈殿、ろ過、加熱殺菌の他、ミネラル成分の調節も行われている水飲料になります。

ボトルドウォーター

水道水や蒸留水、河川の表流水をそのままペットボトルに詰めた飲料になります。

飲用できる水飲料として販売されています。

このように水飲料だけでも4つの種類に分類されていますが、その中でも天然水は自然な水の味わいを残しつつ水道水などよりも洗練された味なので水飲料の中でも人気の高い商品になっています。

天然水とミネラルウォーターの違い

天然水と同じく知名度のあるミネラルウォーターとはどんな違いがあるのでしょうか。

ミネラルウォーターは、天然水よりも処理加工がされているのでミネラルなどの成分に特化した水飲料といえます。

それぞれのメリットデメリットがあるので詳しくみていきたいと思います。

天然水のメリット・デメリット

天然水のメリット

  • 自然な味で飲みやすい

天然水は特定の水源より採水した地下水を原料としているので、大地のめぐみを手軽に味わうことができるのが強みでしょう。

やはり加工処理を行えば行うほど、自然な水本来のおいしさが損なわれてしまいます。

おいしさ、飲みやすさの観点からみても天然水のおいしさはメリットになり得るでしょう。

  • 天然のミネラルを摂取できる

天然水は日本の飲みやすい味を体現しているだけではなく、ミネラルも含有しています。

ミネラルとはカルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄・ナトリウムといった無機質の成分の総称で、不足すると健康が損なわれてしまう成分にもなります。

自然そのままのミネラルを普段の生活で負担なく摂取できるという部分も大きなメリットの1つになります。

  • 採水された地域によって味わいを楽しむことができる

天然水は地下水をくみ上げ、それを処理することによって水飲料としています。

そのため採水される場所によってもちろん味や含有されるミネラルも異なってきます。

同じ水ですが、水の産地を変えることによってさまざまな味を楽しむことができます。

天然水のデメリット

  • 成分によっては硬度が高いことも

天然水は採水された原水をより自然なまま加工処理を行いますので、水の産地によってはミネラルの含有量が高くなってしまうことがあります。

大人ならば問題がなくても、小さなお子様が飲用した場合お腹がゆるくなってしまうなどの可能性もあります。

  • 災害時などに供給量にバラつきが出ることも

天然水は地下より組み上げて採水しているため、災害時などに採水がストップしてしまうことがあります。

ミネラルウォーターのメリット・デメリット

ミネラルウォーターのメリット

ミネラルウォーターは複数の天然水を組み合わせ、処理も沈殿、ろ過、加熱殺菌だけではなくミネラルの調節も行っています。

そのためメリットとしては、効率よくミネラルを摂取することが可能です。

ミネラルウォーターのデメリット

  • 味が人工的

ミネラルウォーターは人の手を加え様々な天然水とブレンドしているため、どうしても味わいが人工的になってしまいます。

  • 小さなお子様だとお腹がゆるくなることも

天然水の部分と重複しますが、ミネラルウォーターの場合はミネラルの含有量が高くなっていますので小さなお子様が飲むとお腹を下しやすくなる可能性があります。

このように天然水とミネラルウォーターではそれぞれメリットデメリットがあるので自分に合ったものを選んでいきたいですね。

天然水の種類

天然水はどうやってできる?

天然水は地下水を主原料としていますが、作られる過程で山や土のフィルターを通したきれいな地下水が必要となります。

日本は雄大な山々を持つ国土で、なおかつ降水量も多い土地なのであらゆる土地から採水された天然水を楽しむことができます。

天然水の産地

天然水はこのように山のふもとの地下に発生する鉱泉水や鉱水を主原料としているため、大きな山の付近で採水されることがほとんどです。

日本では主に下記の水源が有名です。

天然水の主な産地
  • 北アルプス
  • 南アルプス
  • 月山山麓湧水群
  • 六郷湧水群
  • 富士吉田
  • 富士山麓
  • 岐阜北方
  • 朝来
  • 京都丹波
  • 吉野
  • 金城
  • 大分日田
  • 南阿蘇

天然水は主に山麓のふもとや原生林の近くを流れる地下水を水源とします。

そのため山や地面に含まれる鉱物や土の状態によって、地下水のミネラルの含有量や味の違いが生まれます。

配送の関係から、近所のスーパーやコンビニで取り扱っている天然水は最寄りの水源から採水された商品を取り扱っていることが多いです。

他の地域の天然水を飲み比べしたいときはお取り寄せするか、旅先などでご当地の天然水を購入するなどの方法で楽しむことができます。

地域によって味や成分が異なってくる天然水ですが、主にどのような成分で構成されているのでしょうか。詳しくみていきたいと思います。

天然水の成分

天然水にはミネラルという成分が含まれています。

ミネラルは無機物の総称となり、下記のようなミネラルが含有されています。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • ナトリウム
  • カリウム

カルシウム

カルシウムは骨や歯の主要な構成成分になります。

カルシウムの摂取量が低下すると骨密度が低下し、神経系の攣縮(れんしゅく)症状を起こすこともあるので、普段から摂取しておきたいミネラル要素の1つです。

1日の摂取量は18〜29の男性で648mg、女性で553mgになります。

マグネシウム

マグネシウムもミネラルの一種で、和食に多く含まれているミネラルなので比較的日本人が摂取しやすい成分になります。

マグネシウムはカルシウムと一緒に摂取すると骨がより丈夫になるので適量摂取したい成分の1つですが、過剰に摂取された分は尿より排出されるので食事で摂取する分には上限量をあまり意識しなくても良いミネラルです。

ナトリウム

ナトリウムは食塩に含有されている成分で、塩分過多気味の日本人にとっては積極的に摂取したくない成分かもしれません。

ナトリウムには水分をため込む性質があり、摂取過多になるとむくみなどの原因になります。

そのため天然水にナトリウムが含有されていることが気になるという方もいらっしゃるかとは思いますが、天然水に含まれるナトリウムの含有量は非常に少ないです。

よって天然水で健康被害が出るというケースは稀であるといえます。

カリウム

カリウムはナトリウムと対になるミネラルでもあり、ナトリウムを排出する効果があります。

そのためむくみ防止に摂取したい成分でもありますが、天然水の中のカリウムもナトリウムと同様含有されている量は少なめです。

このように天然水には様々な種類のミネラルが含まれています。

また採水している水源によってもミネラル成分の配分も異なってきます。

成分などを意識することによって不足しがちなミネラルを手軽に補給することができます。

硬水・軟水について

また水の成分にこだわるという方なら「硬水・軟水」という水の種類があるのをご存じかもしれません。

硬水と軟水の違いについては、その違いについてより詳しく紹介しているページがありますのでこちらをご参考下さい。

ウォーターサーバーなら天然水を気軽に楽しむことが可能

より美味しいお水をおうちでも気軽に楽しみたい場合、いくつかの方法があります。

しかし天然水を楽しみたい場合はやっぱりウォーターサーバーがおすすめです。

天然水を楽しむならウォーターサーバーがおすすめの理由

ウォーターサーバーはこれらの方法の中でも気軽に天然水をおうちでも楽しむことができます。

ウォーターサーバーは専用のサーバーを使って常時冷水・温水と水温調節をしているので、飲みたいときに飲めるのが特徴。

また必要な分だけ配送サービスで天然水を注文すれば良いので、スーパーなどから苦労して持って帰る必要もありません。

さらにサーバーに7〜12ℓのペットボトルタンクを取り付けるので、月に1〜2回の取り換えでOKです。

使い終わった容器はペットボトルごみとして破棄すれば良いので、ゴミの負担もほとんどありません。

一方でウォーターサーバーを置くスペースが必要となりますが、スタンド式と卓上式のサーバーを選べますので、自分のライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選ぶことができます。

オーケンウォーターの天然水ウォーターサーバーはこちら

※ウォーターサーバー用のボトルは大容量なので、万が一災害などがあった場合でも安心です。

他の方法と比較

本当にウォーターサーバーが便利なのかどうか、他の方法と比較していってみましょう。

①浄水器

水道水の蛇口に浄水器を設置し、水道水に含まれている不純物や臭いをカットします。

浄水器は蛇口に設置するのでいつでも美味しいお水を飲むことができますが、天然水を楽しむことはできません。

一見コスパ的には浄水器の方が優れてはみえますが、常に美味しいお水を飲用したい場合は月1回のペースでカートリッジを変えていくため、定期的なメンテナンスが必要となります。

②ペットボトル飲料の購入

天然水をご自宅で楽しむ場合、天然水入りのペットボトル飲料を購入する方法もあります。

冷蔵庫で冷やしておけば好きなときに飲むこともできます。

また購入する天然水の種類を変更すれば、様々な地域の地下水を原水とする天然水を楽しむことができます。

しかしペットボトル飲料のデメリットはごみがどうしても増えてしまうこと。

ファミリー層のように居住者が多ければ2ℓ入りペットボトルでも1〜2日で空になってしまうため、ゴミ捨てが大変です。

またスーパーやネット通販などで格安の天然水を購入できれば良いですが、コンスタントにペットボトル飲料でお水を購入し続けるのも手間が掛かります。

まとめ

天然水は日本の山々の大自然のめぐみである地下水を沈殿、ろ過、加熱殺菌の処理を行っている水飲料ということがわかりました。

水飲料の中でも自然な味わいで飲みやすく、またミネラルも含有されているということで根強い人気があります。

ご自宅でより美味しい天然水を味わうためにも、どの方法が自分にとってピッタリか探していきたいですね。

ライター

O-ken・暮らしと天然水編集部
O-ken・暮らしと天然水編集部

【監修者:近藤宏之】 ウォーターサーバー業界13年。コールセンター部門・法人営業部門・メンテナンス部門の責任者を経て2023年取締役社長に就任。業界13年の知見と経験を元に、お客様に役立つ情報を分かりやすく発信しています。 安全で安心、鮮度の高い美味しい天然水をお届けするオーケンウォーターの宅配水。 暮らしと天然水編集部では、お客様にウォーターサーバーのある便利な暮らしや、天然水の活用方法、知っておきたい豆知識などをわかりやすく発信していきます。 ウォーターサーバーでお悩み・お困りの時は、お気軽にお問合せ下さい。

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