ウォーターサーバーを契約すると、毎月決まった本数のボトルが届きます。
ボトルを使い切ってしまった場合は追加注文が可能ですが、その際は別途費用が必要です。
そのため、費用を節約するために「ボトルを改造して水道水を入れられないかな」と考える方もいるかもしれません。
しかし、ボトルの改造や水道水の使用は、節約にならないどころか高額な支払いが発生するリスクがあります。また、健康面にも悪影響を及ぼすおそれがあるため危険な行為です。
この記事では、ウォーターサーバーのボトルを改造することの具体的なリスクと、安全に料金を節約する方法について詳しく解説します。
ウォーターサーバーのボトル改造に潜む4つのリスク

ウォーターサーバーのボトル改造には、本来は取り外しできないボトルのキャップを加工して、着脱可能な状態にするといった方法があります。
改造を施すことで使用済みのボトルに水道水を入れて再利用できるようになりますが、これには以下のようなリスクがあります。
- 衛生面での危険性
- 温水ではカルキ臭が気になる
- 契約上の問題とペナルティ
- 故障や不具合の発生
- 水漏れの発生による家具や家電の損傷
それぞれのリスクについて解説します。
衛生面での危険性
ウォーターサーバーのボトルは、厳重な衛生管理の下でお水の充填が行われています。
キャップ部分は特殊な構造により外気の侵入を防ぐ仕組みが採用されており、雑菌が入り込むリスクを最小限に抑えています。
また、繰り返し使用するリターナブルボトルについても、回収後に傷や欠けの有無を念入りに確認し、汚れが残らないよう徹底的な洗浄を行うことで高い安全性を実現しているのが特徴です。
しかし、ボトルを改造して水道水を詰め替える場合、充填時に空気が入り込むだけでなく、様々な汚れや異物が混入するリスクが生じます。特にアパートやマンションでは、貯水槽から給水を受けるケースが多く、管理が不十分だと水質の低下や不純物混入の危険性が高まります。
水道水には安全性を確保するために塩素が含まれていますが、この塩素も時間の経過とともに効果が徐々に弱まっていきます。
塩素の効果が低下すると、混入した汚れや異物から雑菌が繁殖し始め、その結果として腹痛や下痢といった胃腸の不調を引き起こす可能性があります。特に免疫力の低い子供や高齢者にとっては、これらの症状が重篤化する恐れがあり、深刻な健康上の問題となりかねません。
温水ではカルキ臭が気になる
塩素が含まれている水道水には、独特のカルキ臭があります。
通常、水道水を沸騰させると塩素が揮発してカルキ臭は減少するものですが、ウォーターサーバーの場合は状況が異なります。
温水を利用する際、密閉されたボトル内では塩素が抜けにくいため、カルキ臭を感じやすくなるのです。結果、お茶やコーヒーの風味が損なわれ、本来の味わいを楽しめない場合があります。
契約上の問題とペナルティ
ウォーターサーバーの利用規約には「破損・分解・解体等」の禁止を明記していることがほとんどです。
利用規約に反して、純正品のボトルを改造し水道水などを使用すると「レンタル品の無断改造による契約違反」にあたり、違約金や損害賠償を請求される可能性があります。強制解約の措置を取られるケースもあるでしょう。
違約金や損害賠償などのペナルティの金額はウォーターサーバー会社や機器によって大きく異なりますが、予想以上に高額な請求となることがあります。
故障や不具合のリスク
改造ボトルや水道水の使用によって起きやすい故障は、水漏れやパイプの詰まりです。
水漏れは、改造されたボトルキャップから生じやすく、パイプの詰まりは水道水の使用によるカルキ成分によって生じやすくなります。パイプの詰まりが水漏れの原因になることもあるでしょう。
ウォーターサーバーが故障して、その原因が改造ボトルの使用にあると判断されると「故意に故障させた」と見なされます。その場合は、修理やメンテナンスの保証の対象外になるだけでなく、修理費用やサーバー本体の新品価格を請求される可能性があります。
水漏れの発生による家具や家電の損傷
ボトルの改造が原因で水漏れが発生した場合、その被害は床が濡れるだけでなく、それ以上に深刻なものとなります。
例えば、水漏れの量が多い場合、周囲の家具や家電がぬれてしまい損傷するかもしれません。さらにウォーターサーバーのコードを伝ってコンセントに水が侵入することで、ショートを起こして火災につながる危険性も考えられます。
ボトルの改造は節約どころか、予期せぬ出費を招くリスクをはらんでいます。一時的な経済的メリットに目を奪われず、安全な使用方法を心がけることが大切です。
ウォーターサーバーの料金を節約する5つの方法

ボトルの改造などをせず、正規の使用法でウォーターサーバーの料金を節約するには、次のような方法があります。
- 使用実態に合わせたプランを選択する
- 長期契約プランで月額費用を抑える
- 乗り換えを活用する
- 定期的な配送スキップで節約する
- キャンペーンや特典を活用する
それぞれについて説明します。
使用実態に合わせたプランを選択する
ウォーターサーバーの料金を抑えるなら、ボトルの容量や本数など使用実態に合ったプラン選びが大切です。実際の使用量よりも多めのプランを選択すると、お水を飲みきれずに余らせてしまい、無駄な支出となってしまうからです。
家族の人数による平均的な水の使用量は次のとおりです。
家族構成 | 1カ月で使用するお水の目安 |
---|---|
一人暮らし | 20L |
二人暮らし | 35~40L |
三人暮らし | 50~55L |
ウォーターサーバーで消費するお水の量は、家族の人数だけでなく、ライフスタイル、ワークスタイルによって異なるため上記の使用量は一つの目安になります。
例えば、一人暮らしの人がウォーターサーバーを利用する場合、日中は出勤して家にいない人と在宅ワークで1日中家にいる人では、お水の使用量が違います。
夫婦二人暮らしでも、共働きの家庭と一人が家で家事をしている家庭では、日中のお水の使用量に大きな差があります。
その他、運動が好きでよく汗をかく、料理にもウォーターサーバーの水を利用しているなど、ライフスタイルによっても水の使用量は変わります。
ボトルの容量や本数などが使用実態に合ったプランを選び、水が余ったり不足したりしないようにすることで、毎月の利用料金を節約することが可能です。
水道直結型サーバーという選択肢も検討する
水の使用量が毎月大きく変動する場合は、水道直結型のウォーターサーバーも検討する価値があります。このタイプのサーバーは、水道水を内蔵フィルターでろ過して使用する仕組みです。
高性能なフィルターにより、塩素やカルキなどの不純物を除去し、おいしい浄水を作り出せます。必要な時に必要なだけ使えるため、ボトルの本数や在庫管理を気にする必要がありません。
長期契約プランで月額費用を抑える
ウォーターサーバーの契約期間(最低利用期間)は2年、3年、5年などプランによって分かれています。水の使用量が同じでも、契約期間が長くなるほど月額基本料金が安く設定されているのが一般的です。
長期契約は途中解約して解約金を支払うリスクが大きくなりますが、継続使用によって月額基本料金を低く抑えられます。
乗り換えを活用する
現在ウォーターサーバーを使用中の人は、料金の安いウォーターサーバーに乗り換えることでコストが抑えられます。
ランニングコストの安いウォーターサーバーに乗り換えたいけど解約金がかかるので迷っているという人は「乗り換えキャンペーン」の活用も検討してみましょう。
乗り換えキャンペーンとは、他社から乗り換える顧客に一定の金額をキャッシュバックするサービスです。
例えば、当社オーケンウォーターでは他社から乗り換える顧客全員に10,000円がキャッシュバックされる「乗り換えキャンペーン」を実施しています。解約金が10,000円を超える場合は15,000円がキャッシュバックされます。
乗り換えキャンペーンを利用することで、解約金が発生しても実質負担なしで乗り換えられる可能性があります。
定期的な配送スキップで節約する
ウォーターサーバーは「12Lの水を月に2回配送」など、決めた量の水を一定間隔で配送してもらう「定期配送」が一般的です。
ほとんどのウォーターサーバーは、定期配送を1回あるいは2回休止してもらう「配送スキップ」ができるので、このシステムを利用することでコストを節約できます。
配送スキップとは、定期配送を一時的に休止できるシステムのことです。旅行や出張で長期間不在にする場合や、水の使用量が少なく余りそうな場合に利用できます。
スキップ可能な回数は会社ごとに異なるため、契約前に確認しておきましょう。一定期間以上のスキップには手数料がかかる場合があります。
キャンペーンや特典を活用する
ウォーターサーバー会社は、上述の乗り換えキャンペーン以外にも、初回契約キャンペーン、友達紹介キャンペーン、ポイント還元など、さまざまなキャンペーンや特典を設けています。
このようなキャンペーンや特典を活用することで、実質的な料金節約が可能です。
ウォーターサーバー会社によっては、赤ちゃんのいるママ向けプランや高齢者向けのプランなど、一定層のターゲット向けにお得なプランを設けています。このようなプランを活用することでも、利用料金を節約できます。
オーケンウォーターなら節約も安全も両立できる

オーケンウォーターには次のような特徴があり、節約と安全を両立できるウォーターサーバーです。
- 業界最安水準の料金体系
- 安全性への7つのこだわり
- スキップや追加注文がLINEでできる
それぞれについて説明します。
業界最安水準の料金体系
オーケンウォーターの料金体系は、次のように業界最安値水準となっています。
プラン | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
おトクプラン | 3年契約 月額3,520円~ (税込3,800円) |
5年契約 月額2,452円~ (税込2,648円) |
基本プラン | 2年契約 月額3,780円~ (税込4,082円) |
2年契約 月額3,000円~ (税込3,240円) |
使用する水を天然水とRO水(逆浸透膜ろ過水)から選べ、それぞれに「おトクプラン」と「基本プラン」があります。
各プランとも「配送料は無料」で、1回の配送本数は1セット(12Lボトル×2本)から注文できます。
天然水の配送周期は、1週に1回、2週に1回、3週に1回、4週に1回から選べます。
RO水の配送周期は、5日に1回、10日に1回、20日に1回から選べます。
配送周期を細かく選択できることで、実際の使用量に合わせた最適な配送プランを組むことが可能です。結果として、ボトルが余ることなく、効率的にウォーターサーバーを利用できます。
プランの詳細は下記を参照して下さい。
安全性への7つのこだわり
オーケンウォーターは、安全な水の提供にこだわり次のような徹底した対策を行っています。
- 放射能検査
- 有機フッ素化合物検査
- 密閉型ワンウェイボトル
- 採水後48時間以内の産地直送
- クリーンエア機能
- クリーンサイクル機能
- 規定利用期間満了後の本体無料交換
それぞれについて説明します。
1. 放射能検査
オーケンウォーターでは、採水している「京都丹波の銘水」「富士山の銘水」「大分天領の銘水」に放射能検査を行っています。
検査は2カ月1度、第三者専門機関に委託して実施し、これまで1度も放射性物質は検出されていません。
2. 有機フッ素化合物検査
有機フッ素化合物の混入を検査するPFAS(ピーファス)検査も、2ヶ月に1度、第三者専門機関に委託して実施しています。これまでに有機フッ素化合物が検出されたことはありません。
有機フッ素化合物は2021年に製造・輸入が禁止された化学成分で、自然界では分解されず、摂取すると体内に蓄積して重大な健康被害を起こします。以前はフライパンを焦げ付きにくくする目的などで、工業的に生産・利用されていました。
3. 密閉型ワンウェイボトル
オーケンウォーターのボトルは、水が減るにつれてボトルが圧縮されて小さくなる密着型のワンウェイボトルです。
返却して再利用されるリターナブルボトルのように、水が減ると室内の空気がボトル内に入ることがないので衛生的です。
空になったボトルは、コンパクトに折りたたんで資源ゴミとして出せます。
最近、ウォーターサーバーのボトル原料から環境ホルモンの「ビスフェノールA」が検出されて問題になったことがありますが、オーケンウォーターの水ボトルにはビスフェノールAは含まれていません。
4. 採水後48時間以内の産地直送
オーケンウォーターの天然水は、汲み上げたその日に徹底した衛生管理のもとにボトリングされ、48時間以内に採水地(静岡県、京都府、大分県)からお客様の元へ直送されます。
お客様のお住まいから最も近い採水地の天然水が選ばれ、無料配送されます。
5. クリーンエア機能
次世代型ウォーターサーバー『スマートプラス』は、タンク内に入る外気を活性炭フィルターでろ過して取り込みます。
サーバー内に入る外気の菌を減らす特許取得済みのクリーンエア機能で、内部を衛生的に保ちます。
6. クリーンサイクル機能
『スマートプラス』は、熱水を自動的に循環させてパイプ内を殺菌するクリーンサイクル機能を搭載しています。
手が届かないウォーターサーバー内部を定期的に熱水消毒できるので、水あかやぬめりが発生しません。
7.規定利用期間満了後の本体無料交換
『スマートプラス』には内部を衛生的に保つクリーンエア機能やクリーンサイクル機能が備わっていますが、長期間使っていると汚れが気になる方もいると思います。
そんな方のために、オーケンウォーターでは規定利用期間を満了したお客様を対象に、1年に1回、サーバーを無料で交換できるサービスを行っています。
交換サービスは、現在使用している機種に交換するだけでなく、カラーやサイズの変更も可能です。「部屋のインテリアに合わない」「サイズ感が想定と違った」などの理由でも気軽にご利用いただけます。
規定利用期間満了前の交換は、契約時に安心サポート(月額330円)に加入していることが条件となり、1回5,500円(税込)の費用がかかります。
スキップや追加注文がLINEでできる
定期配送される天然水やRO水が余った場合は、配送を最長60日まで無料でスキップできます。(60日を超えて定期出荷を止める場合は、1ヶ月につき880円(税込)の停止手数料がかかりますが、出荷停止は可能です)
スキップ(出荷停止)はLINEで簡単に簡単に申し込めます。お電話( 0120-041-999 )でも申し込めます。
また、オーケンウォーターのLINE公式アカウントにお友だち登録することで、次のようなメリットがあるのでぜひおすすめします。
- スキップや追加注文の連絡がLINEで完結
- お知らせをリアルタイムで受け取ることができる
- キャンペーン情報を受け取ることができる
- LINE公式アカウントだけのお得なキャンペーンを受け取れる
- 登録時に300円OFFクーポンがもらえる(翌月の請求で300円割り引かれます)
- 丹波の特産品(しらさぎ牛、丹波コシヒカリなど)のプレゼント抽選キャンペーンに参加できる
詳しくは下記を参照してください。
まとめ
ウォーターサーバーを改造して水道水を利用するのは、次のようなリスクがあるためおすすめできません。
- 衛生面での危険性
- 契約上の問題とペナルティ
- 故障や不具合の発生
- 水漏れの発生による家具や家電の損傷
ウォーターサーバーに水道水を使ってはいけない理由は、温水ではカルキ臭が気になり、不純物が混じることがあるからです。
ボトルを改造して水道水を使わなくても、ウォーターサーバーの料金を節約するには、次のような5つの方法があります。
- 使用実態に合わせたプランを選択する
- 長期契約プランで月額費用を抑える
- 乗り換えを活用する
- 定期的な配送スキップで節約する
- キャンペーンや特典を活用する
オーケンウォーターは「業界最安水準の料金体系」「安全性への7つのこだわり」「スキップや追加注文がLINEチャットで完了」などが特徴のウォーターサーバで、利用料金の節約と安全で美味しいお水の活用を両立させることができます。ぜひご検討ください。