朝から顔が腫れぼったく感じたり、夕方には靴がきつく感じたりと、むくみは多くの人が経験しやすい身近な不調のひとつです。
また、見た目が気になるだけでなく、足が重だるく感じたり、体がすっきりしなかったりと、日常の不快感につながることもあります。
むくみ対策には、マッサージや運動、食事の見直しなどさまざまな方法がありますが、その中でも取り入れやすく、基本となる対策のひとつが水分補給です。
むくみは、余分な水分がたまった状態で起こるため、体の中の巡りを整え、水分が回収・排出されやすい状態をつくることで、むくみの改善が期待できます。
ただし、どんな飲み物でもよいわけではありません。
飲み物によっては、かえってむくみを悪化させることもあるため、種類や飲み方にも注意しながら、体の巡りをサポートできる形で取り入れることが大切です。
毎日の生活の中で無理なく続けられる正しいケアを知り、すっきりした状態を目指しましょう。
むくみが起こる主な原因とは
人の体は、細胞の活動に必要な栄養素や酸素を届けるために、血管から水分を含んだ血液成分を外へ送り出す仕組みを持っています。このときの水分は、栄養を届けたあと、毛細血管の静脈側やリンパ管を通って回収され、再び血液の流れに戻ります。
むくみ(浮腫)は、本来であれば回収されるはずのこの水分が皮下組織に残ったままになり、たまってしまうことで起こる症状です。
むくみが起きる主な原因は、以下のとおりです。
| 原因 | むくみにつながる理由 |
|---|---|
| 塩分の摂りすぎ | 体が塩分濃度を調整しようとして水分を保持しやすくなり、組織に水分が残りやすくなる |
| 運動不足 | 筋肉のポンプ作用が弱まり、血液やリンパの流れが滞って水分の回収が進みにくくなる |
| 長時間同じ姿勢をとる | 重力の影響で下半身に水分がたまりやすく、循環が悪化してむくみが起こりやすくなる |
| 糖分の摂りすぎ | 糖分は体内の水分を取り込みやすく、むくみが起こりやすくなる |
| アルコールの摂取 | 利尿作用で水分・電解質バランスが乱れ、翌日にむくみを感じやすくなることがある |
| 体の冷え | 血管が収縮して血流が低下し、水分の回収が滞ってむくみが出やすくなることがある |
むくみが起きると、顔の場合は、まぶたが腫れぼったく感じたり、朝起きたときに顔が重たく感じたりすることがあります。
また、足は心臓から遠く重力の影響を受けやすいため、水分が下半身にたまりやすく、夕方になると足首やふくらはぎが腫れぼったく感じたり、だるさを伴うこともあります。
ただし、むくみが長く続く場合や、片側だけ強く出る場合、全身に広がる場合は、病気や薬の影響が関係していることもあります。
気になる症状が続くときは、早めに医療機関へ相談しましょう。
参考:不快な症状 むくみって?|公益財団法人 三重県健康管理事業センター
「水分を摂るとむくみが悪化する」は誤解
むくみが出ている状態で水分の摂取を控えると、反対にむくみを悪化させる可能性があります。
水分の摂取を控えすぎると、体は水分不足と判断し、少ない水分をできるだけ体内にため込もうとします。その結果、皮下組織に水分が残りやすくなるためです。
むくみが出ているときは、水分を我慢するのではなく、こまめに適量の水分を補給して、体の中の巡りを保つことが大切です。
なお、心臓や腎臓の病気などで体の水分調整機能が低下している場合は、水分摂取量の管理が必要になることもあります。むくみが強く続く場合や体調に不安がある場合は、自己判断せず医療機関への相談が必要です。
むくみ取りの効果が期待できる飲み物9選
むくみ対策では、体の中の水分を循環させ、余分な水分や塩分がきちんと排出される状態を保つことが重要です。
その点で、水分をしっかり補給することで血液やリンパの流れが保たれ、皮下組織にたまった水分の回収や排出が進みやすくなります。
さらに、血流を促す成分、塩分の排出を助ける成分を含む飲み物を選ぶことで、より効率的にむくみ対策を行うことができます。
ここでは、日常生活に無理なく取り入れやすく、むくみ対策に役立つ飲み物を9種類紹介します。
なお、むくみは塩分の摂りすぎや運動不足、長時間同じ姿勢で過ごすなど、生活習慣が関係している場合も多く、飲み物だけで完全に解消できるとは限りません。
水分補給を基本としつつ、生活習慣の見直しとあわせて対策することが大切です。
基本は「水」
むくみ対策の基本が「水」である理由は、体に余計な成分を加えず、純粋に水分だけを補給できるためです。
水は糖分や塩分、カフェインなどを含まず、体の水分量をそのまま補うことができます。そのため、血液やリンパの流れを保ち、皮下組織にたまった水分を回収・排出する体の働きを、余計な負担をかけずに支えられます。
水を飲む際に気をつけたいのが温度です。
冷たい水を一度に多く飲むと体が冷えやすくなり、血管が収縮して血流が悪くなることがあります。血流が低下すると水分の回収や排出も滞りやすくなるため、むくみ対策としては冷たすぎるよりは、常温の水を選ぶほうが望ましいでしょう。
また、人の身体は、一度に吸収できる水分の量が決まっています。短時間で大量に飲んでも尿として排出されるので、むくみの改善につながりにくくなります。
起床後、食事の前後、デスクワークの合間など、日常のタイミングで少しずつ水分を補給することで、体の巡りを安定して保ちやすくなります。
野菜ジュース・トマトジュース
野菜ジュースやトマトジュースは、むくみ対策に役立つ成分として知られるカリウムを多く含んでいる飲み物です。
カリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を外へ排出する働きがあり、塩分の摂りすぎによって水分をため込みやすくなっている状態を整えるサポートをしてくれます。塩分が排出されることで、水分も一緒に外へ出やすくなり、むくみの改善につながります。
また、野菜ジュースやトマトジュースはコンビニやスーパーで手軽に購入できるため、忙しい日でも取り入れやすい点もメリットです。食事で十分な野菜が摂れないときの補助としても活用しやすく、習慣化しやすい飲み物といえます。
一方で注意したいのが糖分や塩分の量です。
商品によっては糖分や塩分が多く含まれています。摂りすぎると、体が水分をため込みやすくなる原因になることもあるため、「無糖」「食塩無添加」「砂糖不使用」などの表示があるものを選ぶと安心です。
豆乳・牛乳
豆乳や牛乳は、むくみ対策に役立つミネラルやたんぱく質を含む飲み物です。
たんぱく質は血液中の水分バランスを保つ働きに関わっており、ミネラルとあわせて血流をサポートする役割も期待できます。
血液の流れが整うことで、皮下組織にたまった水分の回収が進みやすくなり、むくみの改善につながります。
特に、朝起きたときに顔や脚がむくみやすい人は、朝の水分補給として豆乳や牛乳を取り入れるのもひとつの方法です。
睡眠中は水分摂取ができないため、起床後は体内の水分量がやや少ない状態になっています。そこで栄養と水分を同時に補給できる豆乳や牛乳を飲むことで、体の巡りを整えやすくなります。
また、むくみ対策であれば、冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態で飲むより、温めてから飲むほうが効果的です。
温めた豆乳やホットミルクで体を内側から温めることで、血流が促され、むくみ対策にもつながります。
白湯
「白湯」は、水を一度沸騰させてから適温まで冷ました温かい水のことです。
温かい白湯を飲むと、胃腸や内臓がやさしく温められ、血流がスムーズになりやすいとされています。
特別な材料や味付けはなく、純粋な水をじんわりと温めるだけのシンプルな飲み物ですが、皮下組織にたまった水分の回収や体内の巡りが整う助けとなり、むくみ対策にも役立ちます。
白湯の作り方は、水を一度沸騰させ、そのまま少し冷まして飲みやすい温度(目安:50〜60℃前後)にします。唇や舌にやさしく感じる温かさにするのがポイントです。
生姜湯
生姜湯は、すりおろした生姜や生姜パウダーをお湯で溶かして作る温かい飲み物で、昔から体を温める飲み物として親しまれてきました。
生姜に含まれる「ジンゲロール」という成分は、加熱や乾燥によって「ショウガオール」に変化します。
このショウガオールには血行を促進する働きがあり、さらに胃腸を刺激して体内の熱産生を高めることで、体を内側からしっかり温める効果が期待できます。
血流が良くなることで、皮下組織にたまった水分の回収や排出が進みやすくなり、冷えが原因で起こるむくみの改善につながります。
特に、夜に体が冷えると血流が低下し、翌朝の顔や脚のむくみにつながることがありますが、寝る前に生姜湯で体を温めておくことで、睡眠中も体の巡りが保たれやすくなり、翌朝のむくみ対策としても取り入れやすい飲み物です。
また、生姜湯は基本的にカフェインを含まないため、就寝前でも安心して飲める点もメリットです。
ただし、市販品の中には砂糖が多く含まれているものもあるため、むくみ対策として取り入れる場合は砂糖控えめ・無糖タイプを選ぶようにしましょう。
参考:生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。|農林水産省
ルイボスティー
ルイボスティーは、南アフリカ原産の植物から作られるお茶です。クセが少なく飲みやすいため、日常的な水分補給として取り入れやすい点が特徴です。
ルイボスティーには、体の巡りをサポートするとされるポリフェノールなどの成分が含まれており、血流が整いやすくなることで、皮下組織にたまった水分の回収や排出が進みやすくなると考えられています。
また、塩分や糖分を含まないため、むくみの原因になりにくく、水の代わりとしてこまめに飲める点もメリットです。
カフェインを含まないことから、就寝前や夜間の水分補給にも適しており、妊娠中でも比較的安心して飲める飲み物として選ばれることが多いのも特徴です。
妊娠中はホルモンの影響や血流の変化によってむくみが出やすくなるため、体を冷やしにくく、刺激の少ないルイボスティーは取り入れやすい選択肢といえます。
黒豆茶
黒豆茶は、黒大豆を焙煎して作られる香ばしいお茶です。やさしい味わいで飲みやすく、日常の水分補給として取り入れやすい点が特徴です。
黒豆には、体の巡りをサポートするとされるポリフェノールやミネラルが含まれており、血流が整いやすくなることで、皮下組織にたまった水分の回収が期待できます。
市販のティーバッグタイプを使えば手軽に作ることができ、カフェインを含まないため、就寝前や妊娠中の水分補給にも取り入れやすい飲み物です。
むくみ対策として飲む場合は、砂糖などを加えず、そのままの状態で飲むことで、糖分や塩分の摂取を抑えられます。
とうもろこし茶
とうもろこし茶は、焙煎したとうもろこしを原料とする香ばしい風味のお茶です。自然な甘さがあるため、甘みや砂糖を加えなくても飲みやすく、続けやすいポイントです。
とうもろこしには、カリウムやポリフェノール、サポニンなど、体内の余分な水分や塩分の排出を助ける成分が含まれています。
こうした成分による利尿作用と循環サポートの両面から水分バランスを整えやすい点が、とうもろこし茶がむくみ対策に向いている理由といえます。
はと麦茶
はと麦茶は、はと麦(ヨクイニン)を焙煎して作られるお茶です。クセが少なく、食事中や就寝前でも飲みやすいため、日常的な水分補給として取り入れやすいのが特徴です。
はと麦には、カリウムやコイクセノライドなど、水分代謝をサポートする成分が含まれており、体内の余分な水分の排出を助ける働きが期待できます。
また、はと麦特有の成分であるコイクセノライドやコイキソールは、体の巡りを整える働きがあるとされ、血流やリンパの流れがスムーズになることで、水分の回収や排出が進みやすくなります。
体にたまった水分が外へ出やすくなることで、皮下組織に水分が残り続けるのを防ぎ、むくみの改善につながりやすくなります。
むくみ対策として取り入れる場合は、砂糖や香料の入っていないシンプルなタイプを選び、こまめな水分補給として活用するのがおすすめです。
逆にむくみやすくなる飲み物とは
むくみ対策では、体の巡りを良くし、水分を適切に排出できる状態を保つことが大切ですが、飲み物の選び方によっては、かえってむくみを悪化させてしまう場合もあります。
特に、次のような飲み物は注意が必要です。
- アルコール
- 清涼飲料水
- カフェインの多い飲み物
ここでは、むくみ対策を考えるうえで、できるだけ控えたい飲み物の種類と、その理由について解説します。
アルコール
アルコールには利尿作用があり、飲んだ直後は尿の量が増えて水分が体の外へ出やすくなります。
一見すると水分が排出されて良さそうに思えますが、実際にはこの作用によって体は一時的な水分不足に近づいてしまいます。
体が水分不足を感じると、次に起こるのが「水分をできるだけ体内にため込もうとする働き」です。
これは体を守るための自然な防御反応で、水分の再吸収が強まり、結果として皮下組織に水分が残りやすくなることがあります。そのため、飲酒後や翌日に顔や脚のむくみを感じやすくなります。
また、アルコールと一緒に摂りがちな塩分の多いおつまみも、むくみを助長する要因になります。塩分の摂取量が増えると、体は濃度を下げるために水分を保持しようとするため、むくみが起こりやすくなるのです。
むくみ対策を意識する場合は、飲酒の量や頻度を控えめにし、水やノンカフェイン飲料と併せて水分補給を行うことが大切です。
清涼飲料水
ジュースや炭酸飲料、エナジードリンクなどの清涼飲料水は、むくみ対策の観点ではできるだけ控えたい飲み物です。
これらの飲み物には多くの糖分が含まれており、血糖値が急に上がることでインスリンというホルモンの分泌が増えます。
インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、同時に体が塩分や水分を保持しやすくなる方向に働くことがあり、その結果、水分が皮下組織に残りやすくなります。
また、清涼飲料水は甘さが強く、喉の渇きを感じやすいため、つい飲む量が増えてしまいやすい点も注意が必要です。
水分は摂っているものの、糖分の摂取量も同時に増えてしまい、むくみやすい状態をつくってしまうことがあります。特にエナジードリンクは、糖分に加えてカフェインも多く含まれている場合があり、水分バランスを乱しやすい飲み物といえます。
むくみ対策として水分補給をする場合は、清涼飲料水ではなく、水やお茶などの糖分を含まない飲み物を選ぶことが基本です。
甘い飲み物は「水分補給」としてではなく、嗜好品として量を控えめに楽しむ意識を持つことが、むくみ予防にもつながります。
カフェインの多い飲み物
コーヒーや一部のエナジードリンク、濃い緑茶など、カフェインを多く含む飲み物も、むくみ対策の面では飲みすぎに注意が必要です。カフェインには利尿作用があり、一時的に尿の量が増えて水分が体の外へ出やすくなります。
水分の排出が続くと、体は水分不足を感じやすくなり、次に水分をできるだけ体内にため込もうとする働きが強まります。これが、カフェインの摂りすぎによって水分バランスが乱れやすくなる理由です。
また、エナジードリンクの場合は、カフェインに加えて糖分も多く含まれていることが多く、むくみを助長する要因が重なりやすくなります。
むくみ対策を意識する場合は、カフェイン飲料を水分補給の中心にするのではなく、水やノンカフェインのお茶を基本にし、コーヒーなどは嗜好品として適量を楽しむことが大切です。
オーケンウォーターがむくみ対策に役立つ理由
むくみ対策では、正しい飲み物を選ぶだけでなく、こまめに水分を摂り続けられる環境を整えることが重要です。
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、冷水・温水をボタンひとつで使えるため、水やむくみ対策に効果的な飲み物を「今すぐ」用意でき、忙しい日常でも無理なく水分補給を続けやすくなります。
また、オーケンウォーターでは天然水とRO水の2種類の水から選べ、天然水はミネラルが自然なバランスで含まれるため、体の水分調整にも適しています。
一方RO水はクセがなく飲みやすいため、水分補給を習慣化しやすいのが特徴です。
さらに、RO水(プラスプレミアム)であれば、月額2,696円(税込)から利用できるので、毎日の水分補給環境を手軽に整えられます。
| 水の種類 | プラン | 契約年数 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|---|
| 天然水 | お得プラン | 3年 | 3,950円~ |
| 基本プラン | 2年 | 4,246円~ | |
| RO水 (プラスプレミアム) |
お得プラン | 5年 | 2,696円~ |
| 基本プラン | 2年 | 3,370円~ |
忙しい日常の中でも無理なく水分補給を続けられる仕組みがあることで、体の巡りを意識した生活を自然と続けやすくなります。
むくみが気になる方は、毎日の水分補給環境を見直す一歩として、オーケンウォーターの利用をご検討ください。















