ウォーターサーバーは基本的にレンタル品として提供されるため、解約の際はサーバー本体の返却が必要です。返却は、メーカーが指定した日時に集荷に来た配送業者にサーバー本体を渡すだけの一見シンプルな流れです。
しかし、実際の返却作業では気をつけるべきポイントがいくつかあります。返却の仕方や、指定された日時に間に合わなかったりすると、思わぬトラブルや追加費用が発生するケースもあります。
ウォーターサーバーの解約をスムーズに行うためにも、返却時の正しい手順を確認しておきましょう。
ウォーターサーバーの返却手順

ウォーターサーバーを返却する際の基本的な流れは以下のとおりです。
- ウォーターサーバー会社に解約の連絡
- ウォーターサーバー本体の水抜き
- ウォーターサーバーを梱包
- ウォーターサーバー本体を玄関まで運ぶ
- 運送業者に引き渡す
それぞれの手順について解説します。
1.ウォーターサーバー会社に解約の連絡
ウォーターサーバーを返却する際は、まずメーカーに解約の意思を伝えて手続きや返却方法を確認します。
連絡先は、メーカーのホームページや契約書に記載されていることが多く、電話やメール、Webサイトの専用フォームなどを通じて手続きが可能です。電話では対応時間が決まっているケースが多いですが、メールやWebサイトの専用フォームであれば、24時間対応可能です。
解約の連絡をすると、返却期限、必要書類、梱包方法、配送業者の指定などの詳しい手続き案内を受け取れます。解約希望日が具体的に決まっている場合は、連絡の際に一緒に伝えると、スムーズな返却が可能です。
2.ウォーターサーバー本体の水抜き
ウォーターサーバーの返却前には、水抜き作業が必要です。ウォーターサーバーは、ボトルから一度本体のタンクに水を溜めて、必要なときにすぐに水やお湯を出せる仕組みになっています。そのため、ボトルを外してもタンク内に水が残っていることが多いです。内部に水が残った状態のまま返却すると、輸送中の水漏れによってサーバー内部が故障する可能性があります。
具体的な水抜きの手順は以下の通りです。
- ウォーターサーバーの出水口から水を出し切る
- ボトルをウォーターサーバー本体から外す
- コンセントを抜いて、内部を常温に戻す
- 排水キャップを外してタンク内の水を排水する
- 最後に排水キャップをしっかりと閉じる
温水を水抜きする際は、熱い状態のまま水抜きをすると、やけどをする危険があります。そのため、電源を切ってからしばらくたって水の温度が下がってから作業を行うと安全です。
水抜きの具体的な方法は機種によって異なるため、不明点がある場合は、取扱説明書を確認するか、ウォーターサーバー会社に相談しましょう。
3.ウォーターサーバーを梱包
ウォーターサーバーの水抜きが終わったら、次に梱包作業を行います。メーカーによっては、専用の梱包パックが用意されている場合や、梱包作業をサポートしてくれるサービスを提供している場合もあるため、解約の連絡をする際に確認しておきましょう。
梱包する際は、サーバー本体だけでなく付属品やアクセサリー類も忘れずに一緒に梱包します。輸送時の衝撃から守るため、隙間にクッション材を詰めると安心です。
梱包が不十分だと輸送中の衝撃で破損することがあります。返却後のトラブルを避けるためにも、慎重に梱包作業を行いましょう。
4.ウォーターサーバー本体を玄関まで運ぶ
ウォーターサーバーを返却する日時はメーカーから指定され、配送業者が集荷に来ます。玄関先で渡すことが基本になるため、指定された時間までに玄関先に移動させておきましょう。
移動の際は、サーバー本体や床に傷がつかないよう慎重に運ぶことが大切です。
本体は重量があるため、可能であれば家族や友人に協力を依頼することをおすすめします。一人暮らしの場合などで移動が難しいときは、メーカーに相談してみましょう。業者による取り外しや撤去のサービスを利用できる場合があります。
また、玄関に運び出す前には最終チェックとして、サーバー本体に破損がないか、付属品が全て揃っているかをもう一度確認しておくと、返却後のトラブルを防げます。
なお、指定日時にウォーターサーバーを返却できないと、解約手続きが遅れる場合や再集荷の費用が発生する可能性があります。そのため、確実に在宅できるよう予定を調整しておくことが大切です。
5.運送業者に引き渡す
契約会社が手配した運送業者にウォーターサーバーを引き渡しましょう。運送業者が到着する前に、返却時の注意事項や必要な書類をしっかりと再確認しておくことが重要です。
引き渡しの際には、運送業者から受領書を受け取ることを忘れないでください。この受領書は、返却が確実に行われた証明となり、後からトラブルが発生した場合にも役立ちます。
ウォーターサーバーを返却する際の注意点

ウォーターサーバーを返却する際に気をつけるべきポイントは以下の5つです。
- ボトルに残った水は返却までに処分
- 付属品・オプション品も一緒に返却
- 本体に不具合があれば事前に連絡
- 違約金・解約手数料の発生条件を確認
- 返却前にサーバー本体の写真をを撮影
返却時のトラブルや無駄なコストの発生を防ぐためにも確認をしておきましょう。
ボトルに残った水は返却までに処分
ウォーターサーバーを解約する際、ボトルの扱いはウォーターサーバーの種類によって異なります。
リターナブルボトル(再利用型)を使用している場合、ボトルはすべてメーカーが回収します。そのため、開封済みのボトルは解約までに使い切って空にする必要があります。
未開封のボトルについてはメーカーによって対応が異なるため、解約の連絡時に確認しましょう。
一方、ワンウェイボトル(使い捨て型)の場合は、解約後の返却は不要です。未使用・開封済みに関わらず、ご家庭で自由に使用できます。使用後は各地域のリサイクルルールに従って処分してください。
ウォーターサーバーを解約する際は、解約までの期間を考慮して新規の注文を調整すると、無駄なく使い切れます。
付属品・オプション品も一緒に返却
ウォーターサーバーの返却時には、サーバー本体と共に全ての付属品とオプション品の返却が必要です。一般的な返却対象として、給水用の蛇口や専用トレイ、温水レバーのロック、掃除用のブラシなどが含まれます。
返却を忘れると、別途費用が発生する可能性があるため、契約書や説明書を見直し、受け取り時に付属していた部品や追加でレンタルした商品を把握しておきましょう。
また、小さな部品などは、ひとつの袋や箱にまとめておくことで、運搬時の紛失を防ぐだけでなく、メーカー側での返却品の確認作業もスムーズになります。
本体に不具合があれば事前に連絡
ウォーターサーバーを返却する前には、サーバー本体の状態を詳しく確認することが重要です。返却後に不具合が発見された場合、その原因や発生時期を特定することが難しく、輸送中の破損であっても修理費用を請求される可能性があるためです。
返却前に確認するポイントとしては、サーバー本体の外装の傷やひび、給水口や蛇口部分の損傷、冷水・温水機能の動作確認などがあります。特に日常的によく使用する部分は、念入りにチェックしましょう。
傷や故障、不具合を発見した場合は、必ずメーカーに事前連絡をしてください。そのまま事前に確認して報告しておくことで、使用中に生じた通常の摩耗と、返却時の運搬中に発生した損傷を明確に区別できます。
違約金・解約手数料の発生条件を確認
ウォーターサーバーは、契約期間が決められていることがほとんどです。そのため、途中解約の際は、違約金や解約手数料が発生する可能性があります。
例えば、契約期間が2年の場合、契約後10カ月で解約すると違約金が発生することがあります。金額はメーカーや契約内容によって数千円から数万円と幅があるため、契約書をしっかりと確認しておくことが重要です。
解約のタイミングによっては、不要な費用を抑えることも可能です。たとえば、契約終了まであと1カ月の時点で解約すると手数料が発生するケースでも、契約期間満了まで待てば手数料なしで解約できる場合があります。
なお、違約金・解約手数料の発生条件や自信の契約期間について不明な場合は、ウォーターサーバーメーカーの問い合わせ窓口で確認しておきましょう。
返却前にサーバー本体の写真を撮影
ウォーターサーバーを返却する前に、本体の写真を撮影しておくことをおすすめします。配送中の破損や、メーカーから「返却品に問題がある」と指摘された場合など、返却前の状態を証明する重要な記録となります。
写真はサーバー本体の全面画像(正面、側面、背面など)など撮っておきましょう。
給水口や蛇口など破損しやすい部分は、特に丁寧に記録しましょう。また、付属品やオプション品がある場合は、それらが揃っている状態も撮影しておくと、後から確認がしやすくなります。
写真の保管については、返却手続きが完全に終了するまで削除せずに保存しておきましょう。少し手間がかかりますが、返却後のトラブルを防ぐための重要な証拠となります。
ウォーターサーバーを返却しないと起こる問題

ウォーターサーバーを返却しなかった場合に生じる可能性のある問題について解説します。事前に理解しておくことで、不必要なトラブルや費用を回避できます。
違約金・サーバー本体代金の請求
ウォーターサーバーの解約手続きは、本体を返却して正しく処理されることで完了します。そのため、サーバー本体を返却しない限り契約が継続している状態となります。
解約後に本体を返却せずに放置すると、追加の費用が発生する可能性があるため注意画質用です。実際に一部のメーカーでは、一定期間が経過すると契約が「休止状態」とみなされ、月額の休止手数料が請求されます。
例えば、返却期限から2カ月が経過すると月880円の手数料が発生するケースがあります。この手数料は、放置期間が長くなるほど金額が上がっていく場合もあるため、速やかな返却が重要です。
また、メーカーが指定した返却日を過ぎてしまうと遅延料金や違約金が加算される可能性があるため、指定された日時に確実に返却できるようスケジュール調整をしましょう。
不要な費用の発生を防ぐためには、契約書や利用規約を確認し、適切な解約タイミングを選ぶことが大切です。
メーカーによって違約金や本体代金の発生条件は異なりますので、解約を検討する際は事前にカスタマーサポートへ連絡し、詳細を確認することをおすすめします。
オーケンウォーターなら業界最安値水準で利用できる

契約中のウォーターサーバーについて、以下の理由から解約を検討する人は少なくありません。
- 「毎月の料金が負担になる」
- 「ボトルの交換が大変」
- 「小さな子供がいるので誤作動が心配」
このような課題を感じている人には、オーケンウォーターがおすすめです。オーケンウォーターは、月額料金が業界最安値水準で利用できるだけでなく、安全機能も充実しており、ボトル交換の負担も軽減できます。
また、オーケンウォーターでは、他社からの乗り換えをサポートする充実したキャンペーンを実施しているため、他社からの乗り換えで発生する違約金や解約手数料の負担を軽減できます。
より経済的で安心なウォーターサーバーの利用を実現したい方は、ぜひご検討ください。
足元でボトル交換ができる
オーケンウォーターのSmartプラスは、ボトルスライド方式を採用しているため、重たい水ボトルを高い位置まで持ち上げる必要がありません。
引き出しのように足元のケースを開けて水タンクを設置できるため、女性やご高齢の人でも、無理なく安全にボトルの交換が可能です。
3種類のチャイルドロック機能で誤作動を防げる
オーケンウォーターのSmartプラスは、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できる3種類のチャイルドロック機能を搭載しています。用途に合わせて「常時ロック」「常時フリー」「ボタンを押したときのみ作動」の3つのモードを自由に切り替えが可能です。
「常時ロック」モードでは、一定時間操作がないと自動でロックがかかります。冷水・温水ともに常時ロックされるため、レバーに触れても水は出ません。外出時や目を離すときも安心で、特に小さなお子さんやペットがいるご家庭に適しています。
また、「常時フリー」モードは、ロックを解除した状態で使用できます。毎回ロック解除の操作が不要なため、忙しい朝や作業中の給水に便利です。小さなお子さんやペットがいない家庭や、頻繁に使用する場合に適しています。
「ボタンを押したときのみ作動」モードは、必要なときだけロックを解除できます。水を使用する際にボタンを押してロックを解除する仕組みで、誤ってレバーに触れても水は出ません。ペットがサーバーに近づきやすい環境や、小さなお子さんがいるご家庭でも安全に使用できます。
このように、3種類のチャイルドロック機能により、ご家庭の状況や使用シーンに合わせて最適な安全設定を選べます。
月々2,696円から始められる
オーケンウォーターは、業界最安値水準の料金で利用できるのが特徴です。天然水とRO水(逆浸透膜ろ過水)の2種類から選べ、それぞれに「おトクプラン」と「基本プラン」をご用意しています。
プラン | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
おトクプラン | 3年契約 月額3,658円~ (税込3,950円) |
5年契約 月額2,498円~ (税込2,696円) |
基本プラン | 2年契約 月額3,932円~ (税込4,246円) |
2年契約 月額3,122円~ (税込3,370円) |
全てのプランで、1回の配送につき1セット(12Lボトル×2本)から注文が可能です。配送周期は、天然水の場合は1週間から4週間の間で、RO水の場合は5日から20日の間で選択できます。
支払いは水の料金だけで、初期費用やサーバーレンタル料、配送料(※北海道を除く)、定期メンテナンス費用はすべて無料です。ご家庭のご利用状況に合わせて、最適なプランを選べます。
乗り換えキャンペーンで違約金・解約手数料の負担を減らせる
ウォーターサーバーの乗り換えを考えているなら、オーケンウォーターのキャンペーンを利用するのがおすすめです。他社からの乗り換えで全員にもれなく最大10,000円のキャッシュバックが受けられるなど、お得な特典がたくさんあります。
- 全員にもれなく10,000円分のJCBギフト券をプレゼント
- 天然水初回無料+コシヒカリ付きの新規契約特典との併用も可能
- 集めた枚数に応じてもらえるキャップシールキャンペーンとの併用が可能
- お友達紹介キャンペーンとも併用OK
全員に10,000円分のJCBギフト券がプレゼントされるこの乗り換えキャンペーンを利用すればその費用を実質カバーできる仕組みです。
解約手数料は一旦自己負担となりますが、後日キャッシュバックとしてJCBギフト券が返ってくるため、実質的に解約手数料がゼロになります。
さらに、10,000円を超える解約手数料が発生しない限り、手元にはギフト券が余る計算になるため、お得なキャンペーンと言えるでしょう。
他社での解約にかかる費用を心配する必要がなく、安心して新しいサービスをスタートできるので、乗り換えを検討している方には大変おすすめです。
まとめ
ウォーターサーバーの返却手続きから、お得な乗り換え方法まで、さまざまな情報をご紹介しました。
返却時の注意点や違約金の発生条件を理解しておくことで、トラブルや追加費用の発生を防げます。
また、新たにウォーターサーバーの利用を検討している人や、さらにお得に使いたいと考えている人には、オーケンウォーターの乗り換えキャンペーンがおすすめです。
オーケンウォーターでは、初期費用やサーバーレンタル料が無料で、月額2,696円から利用できるリーズナブルなプランを提供しています。
さらに、天然水とRO水の2種類から選べる水の品質も大きな魅力です。乗り換えキャンペーンを活用すれば、解約手数料や違約金の負担を軽減しつつ、高品質なサービスを始められます。
この記事をきっかけに、返却の手続きをしっかりと行い、ライフスタイルに合ったウォーターサーバーを選んでみてはいかがでしょうか。