ウォーターサーバーのアース線は必要?役割と正しい接続方法を解説 | 《公式》オーケンウォーター

ウォーターサーバーのアース線は必要?役割と正しい接続方法を解説

  • 2025年10月27日
    • お役立ちコラム
ウォーターサーバーのアース線は必要?役割と正しい接続方法を解説
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ウォーターサーバーの多くは、漏電による感電事故を防ぐためにアース線が付属しています。

接続は必須ではありませんが、特にキッチンや洗面所など湿気の多い場所に設置する場合は、リスクを下げるためにアース線の使用が推奨されます。

ただし、ウォーターサーバーを設置する場所によっては、アース線を接続するための接地端子がないこともあります。そのような場合の対処法についても、しっかりと把握しておくことが大切です。

ここでは、ウォーターサーバーにおけるアース線の役割と必要性、アース線なしで使う際の安全対策を解説します。

アース線(接地線)の役割と必要性

アース線(接地線)の役割と必要性

アース線は、コンセント周辺や洗濯機などで見かける緑色や黄色の細い線のことです。主に家電などに付いていて、アース線をコンセントなどにある接地端子につなぐことで、機器内で発生した異常な電流を地面に流して安全を確保する役割があります。

アース線が適切に接続されていることで、電気が安全に逃がされるため、人体への電流の流入を防ぎます。

特に水を扱うウォーターサーバーにおいては、水と電気が混在することで漏電による感電リスクが通常の家電よりも高くなります。

そのため、ウォーターサーバーにおけるアース線の接続は、漏電の危険から身を守るための安全対策となるのです。

アース線を接続すると万一の漏電時も安全性が確保される

冷蔵庫や洗濯機などの家電では、絶縁不良や内部回路の故障が原因で漏電が起きることがあります。
その場合、アース線が接続されていれば、電気がアース線を通って安全に大地に逃げるため感電や火災の心配がありません。

しかし、アース線を接続していない場合、電気は人体や周囲の導電性のある物質の方向に流れるため、以下のようなリスクがあります。

①感電の危険

電気は、流れやすいところに向かって進みます。アース線が接続されていないと、人の体が電気の通り道になってしまうことがあります。最悪の場合、強い電気が体に流れて命の危険につながることもあるのです。

②火災の危険

電気がうまく流れずにたまってしまうと、コードが熱くなって溶けたり、火が出たりすることもあります。アース線を接続しておけば、電気は地面に逃げるので、こうした事故も防げます。

③ 家電の故障

電気の流れが不安定だと、ウォーターサーバーが突然止まったり、冷えなくなったりするトラブルが起こることもあります。他の家電にも影響する場合があるので注意が必要です。
このように、アース線は「人を守る」「火事を防ぐ」「機械を守る」という、3つの大事な役割を持ってきます。見た目は小さな線ですが、家庭の安全を守るためには、とても大切な存在なのです。

アース線を接続しなくてもウォーターサーバーは使える

アース線は、ウォーターサーバーの基本動作に直接関わるものではなく、安全性を確保するためのものです。

そのため、アース線を接続しなくても、ウォーターサーバーの利用は可能です。冷水・温水の供給機能は正常に動作し、日常的な利用に支障はありません。実際、アース線を取り付けずに使用しているご家庭も多いです。

ただし、アース線がないと、漏電したときに感電や火災のリスクが高まります。とくに以下のような設置場所では、アース線の取り付けが強く推奨されます。

  • キッチンなど湿気の多い場所
  • リビングや寝室
  • 小さなお子さまがいる家庭

「使えるかどうか」ではなく、「安心して使えるか」という視点で考えると、アース線を取り付けておくのが良いといえるでしょう。

ウォーターサーバーのアース線を接続する際のポイント

ウォーターサーバーのアース線を接続する際のポイント

ウォーターサーバーのアース線を接続するには、まず本体から出ているアース線をコンセント周辺にある接地端子に繋ぎます。接地端子のネジを緩めてアース線の先端を挟み込み、しっかりとネジを締めて固定すれば接続完了です。

ただし、アース線を接続する際は、以下のポイントに注意が必要です。

  • 周囲に水気のない状態で作業を行う
  • 距離が足りないときはメーカーに相談する

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

周囲に水気のない状態で作業を行う

アース線の取り付け作業を行う際は、必ず周囲が乾いた状態であることを確認してください。

水は電気を通しやすい性質があるため、設置場所の床や壁が湿っていたり、手が濡れたまま作業をすると電気が水を通じて体に流れ、感電のリスクがあります。

特に、ボトル交換後や掃除直後だと水気が残っている場合があります。そのため、ウォーターサーバーのアース線を接続するときは、乾いた布や雑巾でまわりを拭いてから作業を始めるようにしましょう。

また、アース線を接続するときは、コンセントを抜くことも忘れずに行ってください。通電状態でアース線を接続すると、万が一のときに電流が流れてしまうことがあるため、電源OFFかつコンセントを抜いた状態で行うのが基本です。

距離が足りないときはメーカーに相談する

ウォーターサーバーは、機種によって最初から1.5m〜2m程度のアース線が同梱されていることがあります。基本的には、この付属のアース線を使用してアース端子に接続することになります。

しかし、ウォーターサーバーの設置場所によっては、付属のアース線だと長さが足りないケースも多いです。付属品でも長さが足りない場合は、必ずメーカーのサポート窓口へ問い合わせてください。

ホームセンターや家電量販店では「アース専用の延長コード」が販売されていますが、専門知識の無い人が延長作業を行うのは危険です。

アース線を延長すれば離れた場所にあるコンセントにも接続が可能ですが、誤った接続方法をすれば漏電したときにきちんと電気が流れないおそれがあります。

ウォーターサーバーをアース線なしで使用する際の注意点

ウォーターサーバーをアース線なしで使用する際の注意点

アース線を取り付けられない場合でも、ウォーターサーバーを安全に使うためにできる対策はあります。注意点を4点解説していきます。

  • 湿気や水気のある場所を避ける
  • 安定した水平な床面に設置する
  • プラグ型漏電遮断器を使う
  • 濡れた手でプラグを触らない

湿気や水気のある場所を避ける

ウォーターサーバーの設置場所として、キッチン周辺を選択する利用者は少なくありません。しかし、キッチンは調理による蒸気や水の使用頻度が高く、湿度が上昇しやすい環境です。

冷蔵庫周辺でも結露が発生しやすく、湿気が蓄積される傾向があります。

このような水気の多い環境は、ウォーターサーバーの漏電につながりやすいため、アース線を接続しない場合は設置を避けた方がよいでしょう。

安定した水平な床面に設置する

ウォーターサーバーの設置場所を選定する際、安定性についても十分な検討が必要です。

床面が傾斜していたり、柔らかい素材の上に設置した場合、ウォーターサーバー本体が不安定な状態となります。

わずかな傾きであっても、重量のある水ボトルのバランスが崩れ、本体が転倒する可能性があります。
転倒によってボトル内の水がこぼれると、電気系統に影響を与え、漏電リスクを大幅に高めてしまいます。

畳、カーペット、ラグマット等の柔らかい床材は、外見上平坦に見えても沈み込みやすく、不安定です。そのため、安全に利用するには、フローリングやタイル床など、硬質で水平な床面に設置しましょう。

やむを得ず柔らかい床材の上に設置する場合は、耐震マットや専用ボード等を使用して、安全な設置環境を整えましょう。

プラグ型漏電遮断器を使う

アース線が接続できない、あるいは設置環境的に難しいときの対策としておすすめなのが、プラグ型の漏電遮断器(ブレーカー)です。

これは、コンセントと家電の間に取り付けて使うタイプの簡易装置で、万が一漏電が発生したときに、自動的に電気の流れをストップしてくれる機器です。

電源プラグを差し込むだけで使えるので、特別な工事もいらず、機械が苦手な方でも安心して導入できます。

ウォーターサーバーは冷水や温水をつくるために、内部で電気が常に働いている家電です。

そのため、何らかの原因で電流が異常に流れてしまうと、感電や火災のリスクがゼロではありません。アース線を接続できない状況でも、こうした補助的な安全装置を設けることで、「不安を減らす仕組み」を持っておくことが大切です。

価格も3,000円からと手頃で、家電量販店やオンラインショップで簡単に手に入ります。とくに小さなお子さんがいるご家庭では、このような安全対策が重要です。

ただし、漏電遮断器はあくまでも補助的な対策であり、アース線の完全な代わりではありません。可能であれば、両方を併用するのが理想的です。

濡れた手でプラグを触らない

ウォーターサーバーの使用中に水漏れが起きてしまったら、真っ先に電源を切って、速やかにプラグを抜く必要があります。

そのときに絶対に忘れてはいけないのが「手が濡れていないか」の確認です。

水は電気をとてもよく通します。もし手が濡れたまま電源プラグに触れてしまうと、電気が体に流れ、感電してしまう可能性が高くなります。

急いでいる状況でも、まずは落ち着いて手をきれいに拭き取ってから作業を行いましょう。

これはウォーターサーバーに限った話ではありませんが、特にお水を日常的に扱う家電製品だからこそ、こうしたリスク管理が重要になります。

小さなお子さんやペットがいるご家庭では、誤って濡れた状態で本体に触れてしまう危険もあるため、柵を設けたり、カバーをつけたりするなど、感電を未然に防ぐための工夫を取り入れるのもおすすめです。
実際、愛媛県総合科学博物館による研究報告でも、水と電気の危険性について次のような実験結果が紹介されています。

「指を濡らした状態で水に触れると、コンセントからの電気が確かに体に流れることを多くの受講者が体感。実験を通じて、濡れた手による感電の危険性が強く印象付けられた」
(引用:愛媛県総合科学博物館 研究報告『水からの感電』

たとえ少量の水でも、電気と結びついたときの影響は予想以上に大きいのです。

日常の何気ない動作が、事故の引き金になることもあるため、「濡れた手では触らない」ことを徹底しましょう。

オーケンウォーターの「Smartプラス」の特徴と安全対策

オーケンウォーターの「Smartプラス」の特徴と安全対策

オーケンウォーターの人気モデル「Smartプラス」は、安全性と利便性を両立したウォーターサーバーとして高い評価を得ています。

特に、アース線の標準装備や省エネ設計、使いやすさを追求した機能が特徴的で、初めてウォーターサーバーを導入する家庭から、安全対策を重視する利用者まで幅広く支持されています。

ここでは、「Smartプラス」の主要な特徴を紹介しながら、アース線の安全対策や日常的な使いやすさについて詳しく解説します。

1.8mアース線付属で湿気の多い場所でも安全設置

ウォーターサーバーを選ぶとき、「使いたい場所に設置できるかどうか」はとても重要なポイントです。とくにキッチンや洗面所など、水気が多い場所に設置したい場合は、アース線の有無と長さが安全性を左右します。

オーケンウォーターの「Smartプラス」には、標準で1.8メートルのアース線が付属しています。これは一般的な家庭のキッチンやリビングに十分対応できる長さで、アース端子が少し離れた場所にあっても、無理なく届くように設計されています。

湿気がこもりやすい空間での使用は、それだけ漏電リスクも高まりますが、アース線を正しく接続することで、万が一の電気トラブルも地面へ安全に逃がすことができます。とくに水まわりに置く予定の方にとっては、この仕様は大きな安心材料になるでしょう。

省エネ・静音設計で経済的かつ快適な使用環境

「ウォーターサーバーって、電気代が高いんじゃないの?」と心配される方もいるかもしれません。ですが、「Smartプラス」はその点もきちんと配慮されており、エコモード機能を使えば、消費電力を最大60%カットすることができます。

たとえば、エコモードを1日2回使用した場合、1ヶ月の電気代はわずか約474円です。

これは東京電力(2022年11月時点)の従量電灯Bの料金単価(27円/kWh)をもとに、水を月に12Lボトル×2本使用した場合の計算です。一般的な電気ポットの電気代が月約900円と言われている中で、十分な節電効果が期待できます。

さらに、毎日使うからこそ気になるのが「音」の問題です。「Smartプラス」は、サーバー本体の駆動音や振動音を従来製品より約30%低減した静音設計です。夜中の冷却音や温水の加熱音が気にならず、リビングや寝室、さらには在宅ワーク中の書斎などでも快適に使えるように作られています。

本体の幅も約30cmとスリムなので、設置場所を選びません。キッチンの隅やリビングのちょっとしたスペースにも無理なくフィットし、生活空間の一部として違和感なくなじんでくれます。

「静か・経済的・省スペース」という3つのポイントを兼ね備えた「Smartプラス」は、忙しい毎日でもストレスを感じず、無理なく取り入れられる一台といえるでしょう。

ボトルスライド方式で漏水のリスクを軽減

ウォーターサーバーを使っていて、多くの方が「ちょっと大変…」と感じるのが、ボトルの交換です。とくに女性や高齢の方にとって、10kg近くある重たいボトルを本体の上まで持ち上げるのは、思った以上に体力が必要な作業です。

そんな声に応えるかたちで、オーケンウォーターの「Smartプラス」では、足元で簡単に交換できるボトルスライド方式を採用しています。

ボトルスライド方式で漏水のリスクを軽減

この方式は、主婦の方にとって身近な「買い物かご」の持ちやすさをヒントに開発された設計で、天然水のボトルを片手で無理なく持てるようハンドル形状やバランスに改良を重ねたものです。

ボトルをスライドするようにセットするため、無理に持ち上げる必要がなく、身体への負担を大きく減らせます。

交換がラクになるだけでなく、ボトルを上から差し込むタイプにありがちな水漏れトラブルも起きにくくなるのがうれしいところです。

こうした構造は、力の弱い方や忙しい方にもやさしく、安全性と使いやすさを両立した暮らしにやさしい設計です。

コストパフォーマンスに優れた料金設定と豊富な選択肢

オーケンウォーターでは、天然水とRO水を取り扱っており、リーズナブルな料金でご利用いただけます。

プラン 契約期間 月額料金
天然水おトクプラン 3年契約 3,950円~
天然水基本プラン 2年契約 4,246円~
RO水おトクプラン 3年契約 2,696円~
RO水基本プラン 2年契約 3,370円~

※税込み

天然水では、富士山麓、大分日田、京都丹波の名水地から採水した天然水3種類を取り扱っています。各天然水はそれぞれ独特の甘みや深みがあり、地中深くから汲み上げた天然のミネラル分を豊富に含んでいます。
お客様のお住まいに最も近い採水地から、48時間以内に新鮮な天然水をお届けしています。

また、RO水は、逆浸透膜フィルターで不純物を徹底的に除去しつつ、一般の浄水器では取り除けない環境ホルモンまで除去した安全性の高い水です。独自の製法により天然水由来のミネラル成分をほどよく残しているため美味しく飲めます。

まとめ

ウォーターサーバーは、アース線を接続しなくても利用可能です。

しかし、水を扱う電気機器という特性上、漏電による感電や火災などの事故を防ぐため、できる限りアース線を接続するようにしましょう。

特に、キッチンや洗面所など湿気の多い環境に設置する場合は、アース線の接続が重要な安全対策となります。

また、アース線の接続が困難な環境では、設置場所の選定、プラグ型漏電遮断器の使用などの代替安全対策を講じることでリスクを軽減できます。

オーケンウォーターの「Smartプラス」は、1.8mアース線を標準装備し、省エネ・静音・コンパクト設計を実現したウォーターサーバーです。足元でのボトル交換機能により、利便性と安全性を両立しています。

安全性と使いやすさを重視したウォーターサーバーをお探しの方は、ぜひこの機会にオーケンウォーターの「Smartプラス」をご検討ください。

ライター

O-ken・暮らしと天然水編集部
O-ken・暮らしと天然水編集部

【監修者:近藤宏之】 ウォーターサーバー業界13年。コールセンター部門・法人営業部門・メンテナンス部門の責任者を経て2023年取締役社長に就任。業界13年の知見と経験を元に、お客様に役立つ情報を分かりやすく発信しています。 安全で安心、鮮度の高い美味しい天然水をお届けするオーケンウォーターの宅配水。 暮らしと天然水編集部では、お客様にウォーターサーバーのある便利な暮らしや、天然水の活用方法、知っておきたい豆知識などをわかりやすく発信していきます。 ウォーターサーバーでお悩み・お困りの時は、お気軽にお問合せ下さい。

月3,000円台で実現する天然水ウォーターサーバーの「オーケンウォーター」

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