「レンタル料が無料のウォーターサーバーはあるのか?」、「レンタル料が無料になる背景にはどんな仕組みがあるのか知りたい」という考えている方は少なくないでしょう。
結論から言うと、無料でサーバーをレンタルできる業者はありますが、初期費用や毎月の水代、契約期間内に解約した場合の違約金など、それとは別に費用がかかります。
今回はウォーターサーバーのレンタル料以外にかかるその他の費用や、消費者が無料のウォーターサーバーを怪しいと感じてしまう理由について紐解いていきます。
レンタル料が無料のサーバーをレンタルするメリット・デメリット、よくある質問についてを紹介するので、ウォーターサーバーのレンタルを考えている方は必見です。
ウォーターサーバーレンタル料が無料のメーカーは多い?

サーバーのレンタル代を無料で利用できるメーカーは意外に多く存在します。ただし、レンタル代は無料でも、その他の初期費用やランニングコストがかかります。この章では、レンタル代を無料で利用できるウォーターサーバーの料金体系ついて確認しましょう。
サーバーのレンタル料が無料な3つの理由
サーバーのレンタル料が無料でも、以下のような費用がかかるのが一般的です。
- 月々の水の購入代金・配送料
- サーバー本体のメンテナンス費用
- 契約期間内の契約解除による違約金
ウォーターサーバーのレンタル料が無料でも、これらの費用が発生するので、業者としては結果的に採算がとれる仕組みになっています。
ここでは、これらの費用の内訳と特徴について確認しましょう。
1.水の購入代金と配送料
ウォーターサーバーの業者は、注文を受けて配送するウォーターボトルにかかる水代・配送料などによって主な利益を出しています。
水は採水地から湧き出て来るので、採水コスト自体はほぼかかりません。その一方で、ウォーターボトルの料金は12Lの容量で2,000円前後という相場で販売されているので、最終的には利益が出る仕組みになっているのです。
2.初期費用・メンテナンス費用
ウォーターサーバーの設置や定期メンテナンスには、諸経費がかかるケースもあります。
ウォーターサーバーの本体を設置するためには、重い本体を家に運び入れたり、配置場所に運び入れてから初期設定したりなどの手間がかかるのが一般的。
業者によっては設置サービスを有料で実施するところもあり、レンタル料を無料にした分を補っています。
また、ウォーターサーバーを長期的に利用していると、本体清掃や故障のメンテナンスなどを行わなければならないタイミングがやってきます。
一部の業者ではこの定期メンテナンスを有料で実施しており、それを利益として計上しているのです。
3.違約金
多くの場合、ウォーターサーバーの業者のプランは数年単位で更新されます。
具体的には、2年〜3年といったスパンで更新されるケースが多いです。契約期間内に契約解除してしまうと、10,000円〜20,000円前後の違約金を支払わなければならないことも。
ウォーターサーバー業者は、違約金によっても利益をあげていることも確認しましょう。
サーバーの無料レンタルが怪しいと思ってしまう理由
サーバーの無料レンタルが怪しいと思ってしまう理由として、「大型ショッピングモールやイベントでの勧誘、提案内容に違和感を覚える」といったケースが多いようです。
この章では、サーバーの無料レンタルが怪しいと言われる具体例を確認しましょう。
ショッピングモールや催事場でよくイベントを実施している
大型ショッピングモールや催事場などのイベントブースで、ウォーターサーバーのキャンペーンを行っているのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
大々的なキャンペーンが実施されているのを見ると、「こんなに大規模なイベントを実施する意味はあるのだろうか」と怪しさを感じてしまう方も多くいるようです。
実施されているキャンペーン内容を精査して、本当に利益があるキャンペーンかどうかを、レンタル代を含めた全体の契約内容を確認しながら判断しましょう。
レンタル料が無料であることをしきりに勧誘してくるのがうざい
「ウォーターサーバーのレンタル代が無料である」ということをしつこくアピールしてくるのがうざいと感じる方もいるようです。
サーバーのレンタル代は、全体にかかる費用の一部でしかないので、その他にかかる費用についてもよく確認しましょう。
レンタル代が無料でも、その他の費用が高ければ結果的に損してしまうかもしれません。
契約内容や料金に関しての説明が一切ない
ウォーターサーバーのレンタル料と、その他にかかる費用は別物です。
説明会によっては、契約内容やプランの料金体系について故意に明かさないケースもあり、それを不審に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
その場の流れで勢いで契約し、後から契約内容を確認して後悔してしまうケースは避けたいところです。
トータルのコストがどれほどかかるのかをきちんと確認するのが大切だといえます。
サーバーレンタル料が無料のウォーターサーバーの一覧と特徴

サーバーのレンタル料が無料のサーバーには、以下のような業者があります。
- オーケンウォーター
- コスモウォーター
- プレミアムウォーター
- クリクラ
- ワンウェイウォーター
ここでは、業者ごとのレンタル代や月々の水代・電気代、初期費用、解約金など、どのウォーターサーバーを契約するかの判断に関わる重要なポイントについて紹介します。
ウォーターサーバーの契約を考えている方は、参考にしてみてください。
特徴 | 費用 |
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レンタル代 | 無料 |
水代・電気代 | 水代:月々3,800円(税込) ※3年プラン 電気代:474円 ※smartプラスのエコモードを1日2回使用 |
配送料 | 無料 |
メンテナンス料 | なし
希望者には『安心サポート 330円(税込)のサービス有』
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初期費用 | 新規契約時にサーバーを設置:税込6,600円 |
解約手数料 | 16,500円 |
出典:お得なプランと料金 – 安いウォーターサーバーならオーケンウォーター
特徴 | 費用 |
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レンタル代 | 無料 |
水代・電気代 | 水代:月々4,104円(税込) ※毎月24Lを2本利用の場合 電気代:474円 ※smartプラスを使用時 |
配送料 | 無料 |
メンテナンス料 | クリーンサイクルシステムで定期メンテナンス不要 ※smartプラスにのみクリーンサイクルシステムが搭載 |
初期費用 | 無料 |
解約手数料 | 16,500円 |
出典:コスモウォーター|料金・ご利用案内
特徴 | 費用 |
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レンタル代 | 無料 |
水代・電気代 | 水代:3,974円(税込) ※毎月12Lを2本利用の場合 電気代:648円(エコモード使用時は513円) |
配送料 | 無料 |
メンテナンス料 | 基本的にメンテナンスは不要 |
初期費用 | 事務手数料:3,300円(税込) |
解約手数料 | 20,000円 |
出典:プレミアムウォーター|ご利用料金
特徴 | 費用 |
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レンタル代 | レンタル代 |
水代・電気代 | 水代:3,180円(税込) ※毎月12Lを2本利用の場合 電気代:756円 ※クリクラ省エネサーバーで毎月12Lを3本利用する場合 |
配送料 | 無料 |
メンテナンス料 | あんしんサポートパック 460円(税込)
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初期費用 | 無料 |
解約手数料 | 無料 |
出典:クリクラ|ウォーターサーバー料金比較シミュレーション
特徴 | 費用 |
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レンタル代 | 無料 |
水代・電気代 | 水代:4,050円 ※1セット(2本12L) 20日間隔で注文の場合 電気代:474円 ※1日に2回エコモードを使用した場合 |
配送料 | 無料 |
メンテナンス料 | 無料 |
初期費用 | 無料 ※smartプラスを利用する場合は1,100円(税込) |
解約手数料 | お掃除ロボット付き:15,400円(税込) それ以外の機種:5,500円(税込) |
出典:ワンウェイウォーター公式ホームページ
サーバーのレンタルと購入の違いは?

ウォーターサーバーの導入方法には、レンタルと購入の2つのタイプがあります。
レンタルする場合は無料で利用するか、毎月1,000円前後のレンタル料を支払うことになります。
購入する場合は契約時に本体代を支払うことになり、初期費用が高額です。
初期費用をおさえながらウォーターサーバーを導入したいなら、レンタルタイプのサーバーを利用するのがおすすめです。
ウォーターサーバーをレンタルする3つのメリット

ウォーターサーバーをレンタルするメリットには、手軽でコスパよく導入できるほか、業者が保証期間内の故障・定期メンテナンスに対応してくれる点などが挙げられます。
この章では、ウォーターサーバーをレンタルするメリットについて、具体的に知りましょう。
1.手軽に利用できる
ウォーターサーバーをレンタルするメリットは、サーバー本体を気軽に導入できる点です。
お得なキャンペーンなどを利用すれば、本体代や月々のサーバーのレンタル代をさらに節約しながら、ウォーターサーバーをお手軽に利用できるのがメリットです。
サーバーを購入するとなると膨大な初期費用がかかってしまうので、そう簡単に契約に踏み切れない部分も大きいですが、レンタルなら始めるのも、解約するのも簡単です。
お試しでウォーターサーバーを利用してみたい方におすすめですよ。
2.コスパよく導入できる
ウォーターサーバーのレンタルは、そもそもレンタル代がかからない場合やレンタル代がかかっても、月々1,000円前後のコスト負担でおさえられるケースがほとんど。
毎月のランニングコストを節約できるので、コストを節約したいという方にピッタリです。
3.業者が故障に対応してくれる
業者によっては故障に対して、無料で対応してくれたり、圧倒的に安価な価格で請け負ってくれたりと、修理業者に依頼せずにすむこともあります。
サーバーを購入する場合は、保証期間外の故障やメンテナンスの手間、修理費を自分で受けもたなければならないケースも多く、故障時の負担リスク増が心配されるでしょう。
ウォーターサーバーをレンタルする3つのデメリット

ウォーターサーバーをレンタルするデメリット・注意点には、契約年数の縛りや違約金の有無、レンタル料が発生してしまうなどの点が挙げられます。
この章では、具体的なデメリットについて確認して、ウォーターサーバーを比較検討していきましょう。
1.サーバーの利用年数に縛りがある
ウォーターサーバーの契約プランは、2年〜3年の契約期間が定められています。
契約年数が過ぎれば、サーバーの契約プランを更新しなければなりません。
サーバーのレンタルは、サーバーを一時的に借りているだけの状態なので、毎月レンタル料がかかります。
2.中途解約すると違約金が発生してしまう
ウォーターサーバーの契約期限内に解約すると、違約金がかかってしまうリスクがあります。
ウォーターサーバー業界は新しいプランやお得なキャンペーンを実施する業者が多く、他社への乗り換えを考えてしまうタイミングが多いのが悩みの種でしょう。
しかし、乗り換えには違約金が発生するリスクがあり、簡単には乗り換えできないのがデメリットだといえます。
契約前に違約金の料金や条件を確認しておくのがおすすめです。
3.レンタル料がかかってしまうこともある
ウォーターサーバーのレンタル料が無料の業者もあれば、有料の業者もあります。
月々のサーバーのランニングコストを考えれば、レンタル料の有無を考えることは大切です。
毎月のレンタル代がかかる可能性を念頭に置いて、業者探しをしましょう。
レンタル料が無料のサーバーに関して気になる3つのポイント

レンタル料が無料のサーバーは、故障・メンテナンスに対応しているかどうか、いつでも解約できるのかどうかなどに着目しながら、慎重に選択していくのがおすすめです。
1.無料のサーバーは壊れやすい?
「無料のウォーターサーバーは壊れやすい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、レンタル代の有無は、サーバー本体の品質に影響されません。
あくまでも業者の料金体系の違いであり、業者はレンタル代と引き換えに水代で利益を上げています。
レンタル代が無料のサーバーは壊れやすいという考えは間違いで、本体が壊れやすいかどうかはメーカーが提供しているサーバーの機種によるといえるでしょう。
2.故障やメンテナンスには対応している?
無料レンタルの場合、故障や定期メンテナンスに対応しているかどうかは業者によって対応が異なります。
適切な使い方をしていたのにサーバーが故障した場合には、無料で交換・修理などのサポート対応に応じてくれる場合がほとんどです。
定期メンテナンスに関しては、無償・有償の対応に応じている業者と完全にサポートの対象外としている業者があり、サポート体制の手厚さも考慮しなければなりません。
レンタル料が無料でも、故障やメンテナンスを行う度にコストがかかっていては、全体としてのランニングコストは高くついてしまう可能性は高いでしょう。
3.好きな時に解約できるの?
無料レンタルは最低利用期間が定められている場合があり、特定の期間は解約できない場合があります。
また、契約期間内に解約してしまうと解約金が発生してしまう場合があるので、解約するタイミングはよく考える検討しましょう。
ウォーターサーバーのレンタル料に関してよくある質問

ウォーターサーバーのレンタル料については、下記のような質問がよく見受けられます。
- ウォーターサーバーは日本では不要?
- イベントでウォーターサーバーを契約するのは?
- 人暮らしでサーバーを利用するメリットは?
これらの質問とそれに対する答えを知って、サーバー契約の判断をしましょう。
ウォーターサーバーは日本では不要?
ウォーターサーバーの導入を検討する際に気になるのは、毎月かかってくる水代やサーバーのレンタル代などのコストではないでしょうか。
日本はスーパーで安いペットボトルの水を買えたり、安心・安全な水道水を無料で飲めたりする国です。
そのため、比較的高い水代をメーカーに支払ってまで、ウォーターサーバーを導入する必要はあるのだろうかと考えてしまう方もいるでしょう。
しかし、日本におけるウォーターサーバーの利用率は年々増加しています。
時期 | 利用経験率 |
---|---|
2022年7月 | 5% |
2021年7月 | 4% |
2020年7月 | 4% |
出典
MyVoice|ウォーターサーバーの利用に関するアンケート調査(第13回)
MyVoice|ウォーターサーバーの利用に関するアンケート調査(第12回)
MyVoice|ウォーターサーバーの利用に関するアンケート調査(第11回)
調査によれば、50代・60代が最も多く利用したことがあり、利用を辞めた理由の1位は、「維持費が高い」「スペースをとられる」といった理由が多いようです。
毎月の水代やサーバー本体の置き場所に困って利用をやめてしまう方が多いものの、利用者数は増えており、水の美味しさや健康を重視する方が増えていることがわかります。
イベントでウォーターサーバーを契約するのはアリ?
イベントで勧誘されて契約するかどうかを迫られるケースもありますが、その場合、他社との比較ができないままサーバーを契約させられるケースも多いのでおすすめしません。
また、魅力的なキャンペーンを推してくるあまり、具体的な費用や契約内容を把握するのが難しい場合もあるので、ネットで複数社を比較して契約先を探すのが安心です。
一人暮らしでサーバーを利用するメリットは?
ウォーターサーバーがあれば、冷水と熱湯をいつでも利用できます。
日々の水分補給に有効活用でき、お茶やコーヒー、温かいスープを作るのも簡単です。
また、水をスーパーまで買いに行く手間がかからず、ペットボトルのゴミを廃棄しに行く必要もありません。
オーケンウォーターのサーバーレンタル料以外の無料特典
オーケンウォーターでは、サーバーのレンタル料が無料であることに加えて、各種のキャンペーンが豊富です。
具体的には、以下のようなキャンペーンを利用できます。
各種キャンペーン
- 新規お申し込み限定キャンペーン:天然水が初回無料・丹波産コシヒカリ2kg
- 他社から乗り換えキャンペーン:最大15,000円分のキャッシュバック
新規お申し込みキャンペーンでは、初回2本分無料のウォーターボトルや京都丹波の水で作った2キロ分の米がプレゼントされます。
これからウォーターサーバーを新たに契約したいと考えている方にとっては、レンタル料が無料で特典が多いのは魅力的です。
他社から乗り換えキャンペーンを活用すれば、10,000円分のJCBギフト券に加えて、違約金が10,000円以上かかった場合には追加で約5,000円分のJCBギフト券がもらえます。
ウォーターサーバーのレンタル料の仕組みを理解して、お得にサーバー契約をしていこう!

ウォーターサーバーのレンタル料は無料の場合も多いですが、初期費用や毎月の水代、メンテナンス費用、違約金など、その他の費用についても考えておく必要があります。
ウォーターサーバーの業者は、水代によって利益を出しているケースが多いです。
ウォーターサーバーをレンタルする上でのトータルコストをチェックしたいなら、レンタル代そのものよりも、水のコストがどれくらいかかるのかを調べておく必要があります。
新たにウォーターサーバーを契約するか、他社からの乗り換えを検討しているなら、オーケンウォーターのお得なキャンペーンを利用するのがおすすめです。
オーケンウォーターでは、お客様からのご意見・ご質問をお待ちしております。
電話番号0120-041-999(平日9:00〜17:00)、もしくはLINEやお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
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