ウォーターサーバーの契約をためらう理由の一つに「音が気になる」という声があります。
実際にウォーターサーバーは水を供給したり、冷水や温水を作ったりする過程で音が発生するため、完全な無音での使用はできません。
しかし、ウォーターサーバーが発する音はそこまで大きくはないので、問題なく動作していれば、うるさくて生活に支障が出るというケースはほとんどないと言えます。
一方で、設置方法に問題がある場合や機器が正常に動作していない場合は音が大きくなり「うるさい」と感じることがあるため、原因の特定と適切な対策が必要です。
この記事では、ウォーターサーバーが発する音の種類と「うるさい」と感じる6つの原因、その対策について詳しく解説します。
ウォーターサーバーが発する音の種類

使用中のウォーターサーバーから聞こえてくる音には次の3種類があります。
- ボトルのお水が供給される音
- コンプレッサーの稼働音
- ヒーターの稼働音
ウォーターサーバーの発する音は、いずれも日常生活で気になるほど大きな音ではありません。環境や機種によって違いはありますが、通常の会話よりも小さい音であることがほとんどです。
それぞれについて説明します。
ボトルのお水が供給される音
ウォーターサーバーを使用すると、「ゴボゴボ」という音が出ます。この音は、ボトルから本体タンクに水が供給される際の音です。
ウォーターサーバーの内部には、お水を溜めるタンクがあり、このタンクの中で冷水や温水がすぐに使えるように一定の温度に保たれています。お水を使ってタンクの水量が減ると、ボトルから自動的に水が供給されますが、その際にボトル内に空気が入り込み、水中を通過する気泡が音を作り出します。
音が発生するのは、主にウォーターサーバーの上部にボトルを逆さまに設置する、一般的な床置きタイプの機器です。特に、お水ボトルが圧縮しないリターナブル式の場合は、お水ボトルへ空気が入る際に音が出やすくなります。
この音は1日に数回、水の使用量が多い時間帯に聞こえることがあります。
コンプレッサーの稼働音
ウォーターサーバーは、冷媒ガスを圧縮するコンプレッサーによって冷水を作ります。
コンプレッサーが稼働するときは、家庭にある冷蔵庫が出すような「ブーン」という低い音が発生します。この音が発生するタイミングは、新しい水がボトルから本体に供給された直後や、冷水タンク内の温度が設定温度より上がったときです。
コンプレッサーは常時稼働しているわけではなく、必要なときだけ作動する仕組みになっています。気温が高い夏場は、タンク内の冷水の温度が上がりやすいため、コンプレッサーが動作する頻度が高くなる傾向があります。
なお、ウォーターサーバーのコンプレッサーは、冷蔵庫と比べると冷やす水の量が少ないため、稼働音は比較的小さめです。
ヒーターの稼働音
ウォーターサーバーの温水タンクの水は、タンク内に設置された金属棒(シーズヒーター)に電気を通すことで温められます。
ヒーターに電気が通っているときに「ジー」という低い音がすることがありますが、注意すれば聞こえるという程度です。
また、電流のオン・オフを切り替えるサーモスタット(自動温度調節器)が作動したときは、「カチッ」という金属音がします。
金属音がするのは温水タンクに水が供給されたときや、保温されたお湯の温度が設定以下に下がったときだけです。音の大きさも「うるさい」と感じるほどではありません。
水の供給音、コンプレッサーやヒーターの稼働音などのウォーターサーバーの音は、通常は「図書館の中で聞こえる音」にたとえられる45db以下です。
ウォーターサーバーの音がうるさくなる6つの原因

ウォーターサーバーの音がうるさいと感じる原因には次のようなものがあります。
- コンプレッサー式のウォーターサーバーを使っている
- リターナブル方式のボトルを利用している
- 音が反響しやすい場所に設置している
- 水平な場所に設置していない
- 壁との距離がなく放熱が妨げられる
- ウォーターサーバー本体の不具合や故障
音の大きさは、機種や設置環境、使用方法で変わります。
それぞれについて説明します。
コンプレッサー式のウォーターサーバーを使っている
ウォーターサーバーの冷却システムには、コンプレッサー式と電子式の2つがあり、比較的音が大きいのはコンプレッサー式です。
コンプレッサー式は、前述したように、冷媒ガスをコンプレッサーで圧縮するときに「ブーン」という稼働音がします。音がする反面、冷却力が強く短時間で水を冷やす力があるのが特徴です。
電子式は稼働音がない反面、冷却に時間がかかるデメリットがあり、おもに卓上式などの小型のウォーターサーバーで採用されています。
リターナブル方式のボトルを利用している
リターナブルボトル(返却型ボトル)を採用しているウォーターサーバーは、ボトルから本体に水が供給されるときに「ゴボゴボ」という、空気がボトルに入る音がします。
リターナブルボトルの多くは硬質プラスチックで作られており、水が減っても圧縮・変形しないため、減った分の空気がボトル内部に入り込むためです。
一部、やや柔らかい素材のリターナブルボトルもありますが、こちらは水が減ってきた際にボトルが縮む音が発生することがあります。
音が反響しやすい場所に設置している
ウォーターサーバーのコンプレッサーの稼働音は、モーターが回転する振動音です。振動音は環境によって反射、共鳴して大きく聞こえることがあります。
例えば、次のような環境(場所)に置くと音が大きくなってうるさく感じる可能性があります。
- 狭く閉じた空間:とくに小さな部屋では、音が反射して大きく聞こえることがあります。
- 硬い壁に囲まれた空間:コンクリートの床や壁の部屋に置くと、音が吸収されずに反射して大きく聞こえることがあります。
- 筒状の空間:トンネルのような筒状の場所に置くと、音が反射・共鳴して大きく聞こえることがあります。
- 共振現象を起こす素材の近く:振動周波数が同じ物がたまたま近くにあると、共振現象を起こして音が大きく聞こえることがあります。
これらの環境にウォーターサーバーを置くと、音が増幅して、より大きな音として聞こえることがあります。
水平な場所に設置していない
ウォーターサーバーは傾いた床に設置すると、作動音が大きくなる場合があります。
その理由は、内部の構造に想定外の負荷がかかり作動不良を起こすことがあるためです。
電化製品全般に言えることですが、特にウォーターサーバーは重たい水を抱え、それを冷却、加熱し、循環させなければいけないため、水平な場所に設置しないとトラブルを起こしやすくなります。
作動不良を起こすと、作動音に異常が生じるだけでなく、耐用年数が短くなります。また、故障した際に「正しい使用法で利用しなかった」として、保証の対象外となる場合もあるため注意が必要です。
それ以外にも、ボトルを本体の上部に設置するタイプのウォーターサーバーでは、水平な場所に設置しないと地震などのときに転倒する危険性があります。
水平に置かれているか確認する方法としては、ビー玉のような球体を置く方法があります。ウォーターサーバーの設置場所に置いたビー玉が転がるようなら、水平が保たれていない証拠です。
また、スマホが水平器として使えるスマホアプリで確認するのも良いでしょう。
壁との距離がなく放熱が妨げられる
ウォーターサーバーの背面には、コンプレッサーが出す熱を逃がすための放熱板が付いています。
壁とウォーターサーバーの間にすき間がないと放熱が妨げられて、コンプレッサーに負荷がかかり音が大きくなることがあります。
また、壁との間にすき間がなく空気の対流が悪い状態だと、放熱板にホコリが付着しやすくなり、放熱を妨げる原因になります。ほこりを払うために掃除をしようと思っても、壁との距離がないと手が入りません。
放熱板から熱を逃がせない状態が続くと、コンプレッサーに負荷がかかり続けるため経年劣化が早まり、故障の原因になります。
ウォーターサーバー本体の不具合や故障
ウォーターサーバーには、冷却コンプレッサー、温水ヒーター、汲み上げポンプなどの機械が内蔵されています。これらの機械に不具合が発生すると、異常音が発生します。
ふだんと違う音がするときは、メーカーに問い合わせをして対処法を教えてもらうか、本体を交換してもらいましょう。
古くなった家電の作動音が大きくなることがあるように、ウォーターサーバーの音も経年劣化によって大きくなることがあります。音が大きいということは、コンプレッサーやヒーターに負荷がかかっていて、余分な電力を消費している可能性があります。そのため、本体の交換を考慮する必要があります。
数年使用して最低利用期間が過ぎている場合は、無料で交換できる場合があるので、メーカーに相談してみましょう。
ウォーターサーバーを静音化する方法

自分でできるウォーターサーバーの音対策には次のようなものがあります。
- 静音タイプのウォーターサーバーを選ぶ
- ワンウェイ式のボトルを選ぶ
- 壁や家具から離して設置する
- 防振マットを敷く
- 緩んでいる場所がないか確認をする
- 自動クリーン機能を音が気にならない時間帯に設定する
それぞれについて解説します。
静音タイプのウォーターサーバーを選ぶ
これからウォーターサーバーを契約する場合は、静音タイプのウォーターサーバーを選ぶことで、作動音の大幅な軽減が可能です。
静音タイプのウォーターサーバーは、モーターやポンプに静音設計を採用する、振動を吸収する材料を使用するなどで、作動音を小さくする工夫がなされています。
現在使用中のウォーターサーバーを静音タイプに替えたいときは、乗り換えキャンペーンを利用することでお得に乗り換えられる場合があります。
ワンウェイ式のボトルを選ぶ
お水の供給時の音が気になる場合は、ワンウェイ式のボトルを使用しているウォーターサーバーがおすすめです。
ワンウェイ式のボトルは柔らかい素材でできたボトルです。水を使用すると、ボトルが自然に収縮するため、リターナブル式の硬質ボトルのようにボトル内部に空気が入ることがありません。「ゴボゴボ」という音がならないので、静かに水を供給できます。
また、使用後に資源ゴミとして処分できるため回収の手間や保管場所に困らないのも特徴です。
なお、ワンウェイボトルは音が静かなだけでなく、ボトル内に空気が入らないため衛生面でもメリットがあります。
壁や家具から離して設置する
ウォーターサーバーは他の家電や家具、壁から適切な距離を保って設置することが大切です。ウォーターサーバーが壁や家具に近すぎると、コンプレッサーのモーター音が周囲の物に反射したり、共鳴したりして大きく聞こえるためです。
また、背面の放熱板からの熱がこもる原因にもなります。ウォーターサーバーを設置する際は、背面の壁や側面の家具から「最低10cm」の距離を確保することで、音の反射や共鳴を防ぎ、熱も効率よく逃げるため、モーターへの負荷が減り、稼働音も抑えられます。
防振マットを敷く
ウォーターサーバーは床に直接接しているため振動がじかに伝わり、床の素材によっては共振して音が増幅する場合があります。
床の振動による音を軽減するのに有効なのが、ウォーターサーバーの脚または底面に防振マットを敷くことです。
防振マットとは、ゴムやシリコン、ウレタンなどの素材でできた緩衝材で、脚用の小さなものや底面に敷く大きなものなど、さまざまな製品が市販されています。
これらの素材は振動を吸収する性質があるため、ウォーターサーバーの振動が床に伝わるのを防ぎ、結果として音の軽減につながります。
カーペットの端切れなどクッション性のあるもので代用することも可能ですが、部分的にへこんで本体の水平が保たれないものは使用しないようにしましょう。
緩んでいる場所がないか確認をする
ウォーターサーバーの背面には、タンク内の水を抜くための排水ドレインが付いています。ドレインのキャップが緩んでいると、振動でカチカチという音を出すことがあります。
キャップの緩みは水漏れの原因にもなるので、しっかりと締めておきましょう。
その他、機種によって違いますが、給水レバーなどのボルトのゆるみも音が発生する原因になります。ふだんと違う音がするときは、緩んでいる場所がないか確認しておきましょう。
自動クリーン機能を音が気にならない時間帯に設定する
ウォーターサーバーには、定期的にパイプ内を熱水で除菌・洗浄する自動クリーニング機能が付いているものがあります。
自動クリーン機能が作動する時間を夜中に設定すると、設置場所によっては安眠の妨げになるので、家族が出勤して家にいない日中など、音が気にならない時間帯に設定しましょう。
ウォーターサーバーの「うるさい」はオーケンウォーターで解決

音に敏感でウォーターサーバーの音が気になる方には、オーケンウォーターをおすすめします。
オーケンウォーターは静音設計のワンウェイボトル方式なので、ウォーターサーバーの「音が気になる」「うるさい」を大幅に軽減しています。
業界トップクラスの静音性能
オーケンウォーターの「スマートプラス」は、従来型よりも騒音レベルを30%削減した、業界トップクラスの静音性能を誇っています。
サーバー本体の駆動音や振動音が大幅に低減しているため「静かなウォーターサーバーを利用したい」人にピッタリです。
リビングではもちろん、寝室兼用のワンルームでも快適に使用できます。
静音設計で騒音レベル30%ダウン オーケンウォーターの「スマートプラス」
ワンウェイ方式の採用でお水の供給音を大幅カット
オーケンウォーターは、ワンウェイ式のボトルを採用しているため、ウォーターサーバーの気になる音の一つである「ボコボコ」という給水音がありません。
また、本体下部にボトルを設置するオーケンウォーターは、重たいボトルを持ち上げなくても、専用のボトルバスケットに入れて片手でスライドするだけで収納できる「ボトルスライド方式」を採用しています。
女性や高齢者でも簡単にボトル交換できるのも、オーケンウォーターのメリットです。
業界最安水準!2,696円から気軽に始められる
オーケンウォーターは水を天然水とRO水(逆浸透膜ろ過水)から選べます。
それぞれに「おトクプラン」と「基本プラン」があり、料金は下記の通り業界最安値水準となっています。
プラン | 天然水 | RO水 |
---|---|---|
おトクプラン | 3年契約 月額3,658円~ (税込3,950円) |
5年契約 月額2,498円~ (税込2,696円) |
基本プラン | 2年契約 月額3,932円~ (税込4,246円) |
2年契約 月額3,122円~ (税込3,370円) |
各プランとも1回の配送本数は1セット(12Lボトル×2本)から配送料無料で注文できます。
また、定期配送の周期は次のパターンから選択できます。
- 天然水:1週間、2週間、3週間、4週間
- RO水:5日、10日、20日
ライフスタイルに合わせてプランを選ぶことで、コストパフォーマンス良くウォーターサーバーを利用できます。
オーケンウォーターの天然水は「富士山麓」「京都丹波」「大分日田」の3つの銘水から、お住まいに近い採水地の天然水が配送されます。
採水から48時間以内に届けられるので、新鮮なお水をいつでも利用可能です。
乗り換えキャンペーンでお得に乗り換えられる

現在契約中のウォーターサーバーを「音の静かなオーケンウォーターに乗り換えたい」という方は、乗り換えキャンペーンの利用がお得です。
キャンペーン期間中に、オーケンウォーターに乗り換えると、もれなく「JCBギフト券10,000円」がプレゼントされます。解約手数料が10,000円を超える場合は、キャッシュバックが増額され「JCBギフト券15,000円」がプレゼントされます。
乗り換えキャンペーンを利用することで、他社の解約金を実質ゼロに抑えることが可能です。
まとめ
ウォーターサーバーの音が「うるさい」と感じる原因には次の6つがあります。
- コンプレッサー式のウォーターサーバーを使っている
- リターナブル方式のボトルを利用している
- 音が反響しやすい場所に設置している
- 水平な場所に設置していない
- 壁との距離がなく放熱が妨げられる
- ウォーターサーバー本体の不具合や故障
ウォーターサーバーの音を小さくする方法には次のようなものがあります。
- 静音タイプのウォーターサーバーを選ぶ
- ワンウェイ式のボトルを選ぶ
- 壁や家具から離して設置する
- 防振マットを敷く
- 緩んでいる場所がないか確認をする
- 自動クリーン機能を音が気にならない時間帯に設定する
オーケンウォーターは、静音設計とワンウェイボトル方式で、ウォーターサーバーの気になる音を大幅に削減しているので、安心してご利用できます。
また、業界最安水準で月に2,696円から気軽に始めることができ、他社からの乗り換える場合は、最大15,000円をキャッシュバックする「乗り換えキャンペーン」の利用が可能です。
オーケンウォーターについては下記からお問い合わせください。
お問い合わせはこちら