ウォーターサーバーは、いつでも冷水・温水が使えるため、赤ちゃんのミルク作りや料理の時短にも大活躍します。さらに、定期的に水が自宅まで配達されるため買い忘れの心配もなく、重たいペットボトルを運ぶ必要もありません。
こうした利便性から、多くの家庭で愛用されています。
しかし、気になるのはやはりコストです。水代に加えて電気代や配送費用など、思った以上に費用がかさんでしまうこともあります。できることなら、便利さはそのままに、もっと安く使いたいというのが本音ではないでしょうか。
では、ウォーターサーバーを本当に安く使うためにはどうすればよいのでしょうか。月々にかかる総額と節約のポイントをしっかりと確認しておきましょう。
水代だけじゃない!月々の総額で安さを判断
ウォーターサーバーには、製品ごとにさまざまな特徴があります。水の価格だけを見て「安い」と判断してしまうと、後になって思わぬ出費に気づくことも少なくありません。
導入までにかかる主な費用は以下のとおりです。
- 初期・導入時にかかる費用
- 毎月(固定・変動)の基本費用
- 配送・地域関連の費用
- 契約・スキップ・解約まわりの費用
それぞれ詳しく解説していきます。
初期・導入時にかかる費用
ウォーターサーバーを設置する際、まず確認しておきたいのが初期費用です。
本体のレンタル代が無料かどうかに目が行きがちですが、実際には以下のような見落としやすい費用が複数存在します。
主な初期・導入費用の項目
- サーバー本体の購入費用
- 初期設置費用・事務手数料
- サーバーレンタル料の初月分
- 初回の水代
- 配送エリアによる追加料金(離島・山間部など)
- 入会金・登録料
- サーバー設置サービス料
- アクセサリー類(ボトルカバー、転倒防止器具など)
導入時のコストを把握しておかないと、契約後に「思ったより費用がかさんでしまった」という状況になりかねません。契約前には必ず公式サイトや比較サイトで条件を確認し、想定外の出費を防ぎましょう。
毎月(固定・変動)の基本費用
ウォーターサーバーを契約すると、初期費用だけでなく毎月継続的に以下のコストが発生します。
毎月発生する主なコスト
- 水代
- 電気代
- サーバーレンタル料
- メンテナンス料・サポート料
- 配送料
- ボトル回収手数料
このうち水代は、家族構成や生活スタイルによって大きく変わってきます。
厚生労働省の調査では、日本人成人の1日あたりの平均水分摂取量は男性2,423g、女性2,037g、全体平均で2,230gと報告されています。
参考:生活習慣調査|厚生労働省
例えば、大人2人と子ども1人の家庭であれば、1か月に必要な飲料水は合計で40〜60リットル程度です。
ウォーターサーバーの水ボトルが1本12リットルとすると、毎月3〜5本の利用が妥当なラインといえるでしょう。この本数を基準に月々の水代を計算することで、無理のないコスト管理が可能になります。
配送・地域関連の費用
ウォーターサーバーの多くのメーカーでは、水の配送を無料としていますが、一部の地域によっては追加料金が発生する場合があります。
例えば、あるメーカーでは本州は1箱あたり385円、北海道・四国・九州では1箱あたり660円の送料が設定されています。仮に毎月2箱(4本)を注文する家庭の場合、北海道では月1,320円、年間で15,840円の送料がかかることになります。本州なら月770円、年間9,240円にもなります。
そのため、ウォーターサーバーを安く使うには、契約前に配送料を確認し、居住地域で追加料金が発生しないメーカーを選ぶことが大切です。
契約・スキップ・解約まわりの費用
ウォーターサーバーには「配送スキップ」という便利な制度があります。
これは、長期の旅行や出張などで水の消費が少ない月に、定期配送を一時的に停止できるサービスです。メーカーによって無料でスキップできる回数が決まっており、一定の回数を超えると、料金が発生することがあります。
スキップの料金は、1回あたり500〜1,000円が相場ですが、何度もスキップをすると高額な料金が発生する場合があります。
また、契約期間についても注意が必要です。多くのメーカーは2〜3年の利用継続を前提としており、この期間内に解約すると1〜2万円程度の解約金が発生する場合があります。
キャンペーン価格やレンタル料無料プランは魅力的に見えますが、この契約期間の縛りが条件になっていることが多いため、必ず確認しておきましょう。
ウォーターサーバーをお得に利用する5つのポイント
ウォーターサーバーをできるだけ経済的に、そして安心して使い続けるために必要な5つのポイントを紹介します。
- レンタル料・サーバー本体代が無料の機種を選ぶ
- エコモード搭載モデルで電気代を節約
- 契約年数を長めにして月額を節約
- 無理のない注文数と配送サイクルの設定
- キャンペーンを使って初期コストを下げる
レンタル料・サーバー本体代が無料の機種を選ぶ
ウォーターサーバーは、本体のレンタルが主流となっています。
レンタル料は多くの場合無料ですが、中には月額500円〜1,500円程度の有料プランもあります。無料のものを選ぶことで、毎月の固定費を抑えられます。
ただし、レンタル料が無料であっても、水代が他社より高く設定されている場合があります。例えば、水代が2,000円のメーカーと、レンタル料500円で水代が1,400円のメーカーでは、月4本使用した場合、後者の方がトータルコストは安くなります。
そのため、レンタル料だけでなく水代も含めた月々の総額を比較して、本当にお得なプランを見極めることが大切です。
エコモード搭載モデルで電気代を節約
ウォーターサーバーは基本的に24時間稼働しているため、電気代が発生します。
一般的なウォーターサーバーの電気代は、1か月あたりおよそ1,000円前後が目安といわれますが、近年はエコモードを搭載したモデルが増え、月500円台まで抑えられる機種も登場しています。夜間や使用頻度の低い時間帯に自動で加熱・冷却を制御することで、快適さを保ちながら省エネを実現します。
さらにウォーターサーバーを導入することで、電気ポットやガスでのお湯の沸かし直しが不要になります。冷たい水を飲むために冷蔵庫を頻繁に開閉する必要もなくなるため、家庭全体での電力消費を減らすことができます。
つまり、ウォーターサーバーの電気代が安くなるだけでなく、生活全体でのエネルギー効率を高める効果が期待できます。
契約を検討する際は、水代だけでなく電気代を含めた総合的なランニングコストを比較し、長期的に家計にやさしいモデルを選ぶことでコストを抑えられます。
契約年数を長めにして月額を節約
ウォーターサーバーの水代は、基本的に契約年数が長いほど安くなるように設定されています。例えば、2年契約では月額が4,000円を超えるプランでも、5年契約を選べば同じ利用量で4,000円以内に収まるケースもあります。
このように、長期契約では1本あたりの水代や月額料金が下がり、年間を通じた総コストの削減につながります。特に家族で長く使い続ける予定がある場合、長期プランの割引制度を上手に活用することで、結果的に大きな節約効果を得られます。
無理のない注文数と配送サイクルの設定
ウォーターサーバーを便利に使い続けるためには、家庭の実際の消費量に合わせて注文本数や配送サイクルを柔軟に調整することが大切です。
毎月頼む水の量が必要以上に多くなると、未使用のボトルが増えて保管場所を圧迫し、使い切れないまま賞味期限が近づくこともあります。
一方で、注文が少なすぎると不足しがちになり、急な追加注文で割高な料金が発生する場合もあります。家庭の平均的な水の消費量を把握し、1か月に何本必要なのかを事前にシミュレーションしておくことが無理のない契約につながります。
さらに、長期旅行や出張の予定がある場合には、配送スキップ制度や配送サイクルの変更が可能なメーカーを選ぶと安心です。生活の変化に合わせて本数や配送頻度を調整できれば、無駄な費用を防ぎながら快適に利用を続けられます。
キャンペーンを使って初期コストを下げる
ウォーターサーバーの契約時には、各メーカーが期間限定で実施しているキャンペーンを上手に活用することで、初期費用を大幅に抑えられます。
例えば、新規契約のキャンペーンが適用されることで、初回の水代が無料になったり、キャッシュバックを受けられるケースがあります。
ただし、表面的な割引額だけに注目すると、無料期間終了後の水代が割高に設定されていたり、解約時に高額な手数料が発生する場合があります。
また、最低利用期間の縛りや定期配送ノルマがあることで、不要な水がたまってコストがかさむケースも少なくありません。
そのため、契約前には複数のメーカーのキャンペーンを比較し、割引内容と契約条件を総合的に判断したうえで選びましょう。
ウォーターサーバーを安く使う前に気をつけたい3つの注意点
ウォーターサーバーを「安さ」だけで選んでしまったときに起こりやすい失敗を防ぐための3つの重要な注意点を解説します。
- 本体の電源をこまめに切らない
- 契約年数と解約金を確認
- 最低注文数を把握して無駄を出さない
本体の電源をこまめに切らない
ウォーターサーバーの電気代を少しでも節約しようと、電源をこまめに切るのは一見良い方法に思えるかもしれません。
しかし実際には、サーバーの電源を頻繁にオフにすると、再びお湯や冷水を適温に戻すために多くの電力を消費し、かえって電気代が増える可能性があります。
さらに、サーバー内部の温度管理が安定しない状態が続くと、衛生面のリスクが高まることも指摘されています。
いつでも安心して飲める安全な水を確保するためにも、電源は基本的に入れたままにし、節電を考える場合はエコモード機能を活用するのが効果的です。
契約年数と解約金を確認
ウォーターサーバーの多くは2〜5年の契約期間を設けており、初期費用の無料や月額料金の割引といった特典は、この長期契約を前提にしていることが一般的です。
契約期間が長いほど月額料金は抑えられますが、その途中で解約すると1万〜2万円程度の解約金が発生する場合があります。とくに転勤や結婚、ライフスタイルの変化などで引っ越しが予想される方は注意が必要です。
最近では、引っ越し専用のサポートサービスを提供しているメーカーもあり、新居でも継続利用ができるプランが用意されています。引っ越しの可能性がある場合は、このサービスの有無を確認しておくと安心です。
契約前には、契約年数・解約金・引っ越し対応の3点をまとめて比較し、無理のない契約期間を選ぶことが長期的なコストの削減につながります。
最低注文数を把握して無駄を出さない
ウォーターサーバーの契約では、メーカーごとに月ごとの最低注文数があらかじめ設定されていることがあります。例えば「1か月あたり2本以上の注文が必須」といった条件です。
この条件をよく確認しないまま契約してしまうと、実際の消費量に比べて注文本数が多すぎて水が余り、保管スペースを圧迫したり賞味期限内に使い切れなかったりするケースが生じます。特に単身世帯や水の消費量が少ない家庭では注意が必要です。
契約前には家族構成や生活スタイルから1か月に必要な水の量をシミュレーションし、最低注文数と実際の消費量が無理なく一致するかを確認しましょう。
さらに、配送スキップ制度や注文本数の変更が可能なプランを選べば、生活の変化にも柔軟に対応できます。
安さと使いやすさで選ぶならオーケンウォーター
ウォーターサーバーを選ぶとき、多くの方が気になるのはやはり料金のわかりやすさと毎日の使いやすさではないでしょうか。オーケンウォーターは、この2つの条件をバランスよく満たしているウォーターサーバーです。
ここでは、その理由をいくつかの特徴に分けてご紹介します。
RO水は月々2,696円(税込)からスタート
オーケンウォーターでは、RO水と天然水の2種類から選べます。料金は以下のとおりです。
| 水の種類 | プラン | 契約年数 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|---|
| 天然水 | お得プラン | 3年 | 3,950円~ |
| 基本プラン | 2年 | 4,246円~ | |
| RO水 (プラスプレミアム) |
お得プラン | 5年 | 2,696円~ |
| お得プラン | 2年 | 3,370円~ |
中でもRO水は月々2,696円(税込)から始められ、コストを重視する方に選ばれています。
RO水とは「逆浸透膜(RO膜)」と呼ばれる極めて細かいフィルターを使い、1000万分の1mmという微細な孔でろ過した水です。一般的な浄水器では除去できない微小な不純物や環境ホルモンまで徹底的に取り除いています。
これにより、日常的に安心して飲めるきわめて高い安全性が確保されています。
また、オーケンウォーターでは、単に純度を高めるだけでなく、独自の製法によって天然水由来のミネラル成分をほどよく残し、まろやかな味わいとなっています。従来のRO水にありがちな「味が淡白」という印象をやわらげ、毎日の飲み水として美味しく飲み続けられます。
12ℓボトル1本あたり1,348円(税込)、500mlに換算するとわずか56円(税込)という価格設定。初期費用やレンタル料も無料のため、月々の水代だけで安心して利用を始められます。
レンタル・メンテナンス料は基本無料
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、レンタル料やメンテナンス料が一切かからないシンプルな料金体系です。
毎月の水代だけで利用できるので、初期費用を気にせず、安心して始められます。
また、サーバー本体は内部メンテナンスが不要な設計になっており、日常のお手入れは水の差込口や冷温水レバーなど外側の部分を簡単に拭き取るだけです。
通常の使用範囲で万が一故障や破損が起きた場合も、無料で修理または交換が可能なため、長く快適に使い続けられます。
省エネ設計のSmartプラスで電気代を節約
オーケンウォーターの「Smartプラス」は、消費電力を最大60%カットするエコモードを搭載しており、1か月あたりの電気代を約474円まで抑えることが可能です。
エコモードは、夜間や使用頻度の低い時間帯に自動で加熱・冷却を制御するため、24時間稼働していても無駄な電力消費を抑えます。
必要な時にはすぐに適温の水が使える快適さを保ちながら、効率的な省エネを実現しています。
定期配送の間隔を変えて無理なく続けられる
ウォーターサーバーを長く便利に使い続けるためには、配送のタイミングが自分の生活リズムに合っていることが大切です。
オーケンウォーターでは、注文の手間や注文忘れを防ぐために、定期配送の間隔を柔軟に設定できる仕組みを用意しています。天然水の宅配配送周期は、1週・2週・3週・4週の中から選択でき、さらに1日単位で細かく指定することも可能です。
ご指定の日を基準に、ご希望のサイクルで自動的にお届けするため、毎回注文を行う手間がなく、安心して利用を続けられます。
また、定期配送は最長で30日間隔まで設定でき、ライフスタイルや家族の消費量に合わせた調整が可能です。追加注文も柔軟に対応しており、以下の方法から手軽に申し込みができます。
- LINE公式アカウント
- メール
- お問い合わせフォーム
- フリーダイヤル
そのため、水の消費量が多くなっても安心して対応できる体制が整っています。
このように、配送の間隔を無理なく変えられること、そして追加注文が手軽に行えることは、ウォーターサーバーをストレスなく使い続けるための大きなメリットといえるでしょう。
まとめ
ウォーターサーバーを賢く、そして経済的に利用するためには、月々の総コストを正しく理解し、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが欠かせません。
オーケンウォーターは、RO水や省エネ設計のSmartプラスなど、安さと使いやすさを両立したウォーターサーバーです。
とくにRO水は、1000万分の1mmという微細なRO膜フィルターで徹底的にろ過され、天然水由来のミネラル成分をほどよく残すことで、安全性と美味しさの両立を実現しています。
また、レンタル料やメンテナンス料が無料であること、定期配送の間隔をライフスタイルに合わせて調整できることも、長く快適に使い続けるための大きなメリットです。ぜひこの機会にご検討ください。
















